パートナーシップ心理学アカデミー
メルマガ月曜日担当 大城悦子です。
遅ればせながら、2023年1発目のメルマガでございます。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、こないだの年末はみなさん大掃除はされましたか?
寒さに負けず、窓からお庭までピカピカにされた方もおられると思いますが
「大掃除の前に、モノがあふれていてそれどころじゃなかった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どうしても生活しているとモノがだんだん増えてしまうのは、ある意味仕方ないことかもしれません。
家族が多いとそれはなおのこと。
でもね、お片付けに苦手意識がある方はとにかく捨てることができなかったりします。
一念発起して、片付けよう!整理しよう!と思っても
いざ捨てると思うと、どれももったいないとか、また使うかもとか、高かったしなんて思って、手が止まってしまうなんてことないでしょうか?
自分の目に映る世界はすべて自分の心の内を映しているのだとしたら
逆もまた真なりです。
つまり自分の周りをスッキリさせると
自ずと心の中もスッキリさせることができてしまうのです。
なので捨てるのが苦手という方にはこの言葉を送りたいと思います。
「家の中の8割はゴミ」
「そりゃモノは確かに多いけど、8割がゴミなんて、そんなバカな」
と思われたかもしれません。
でもこれは、ある法則に照らし合わせても理にかなっているのです。
「パレートの法則」というものをご存じですか?
パレートの法則とは
「全体の数値の8割は、全体を構成する要素のうちの2割の要素が生み出している」という経験則のことです。
マーケティングでもよく使われていて
【売り上げの8割は2割の社員が担っている】
などは聞かれたことがあるかもしれません。
そしてこれは身の回りのモノにも、まったく同じことが言えるんですね。
「家の中で必要なモノの8割は2割のモノで構成されている」
例えば洋服はどうでしょう?
クローゼットにパンパンになっている服のうち、ヘビーローテーションして着ているものってどれくらいありますか?
10着中2着、だったりしないでしょうか?
あとスキンケアやヘアケアに使うコスメ。
たくさんあるけど、最後まで使い切ってリピートするものって
全体の2割くらいじゃないでしょうか?
いやヘビロテは2割でも、それ以外のモノだって時々は必要なのよ!
そう言いたくなるかもしれません。
確かにそうですね。
でもその時々使う(2割)のモノにあなたの大切なスペースの8割を占領されているとしたら??
それでも時々使うそれらを取っておきたいと思いますか?
もちろん、あまり使わない8割を全部捨てて構わないというわけではありません。
でも「8割捨てて2割のモノの量になっても
私の生活の8割は何の問題もないんだ」と思えたら
捨てる決心もつきやすくなるのではないでしょうか?
2割のお気に入りのモノに囲まれて
スッキリとしたお部屋で過ごすことができれば
きっと心の中にもさわやかな風が吹き抜けることでしょう!
あなたの2023年がスッキリと気持ちよく過ごせる1年になりますように!
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
大城悦子