どうして伝わらないんだろう…

彼と久しぶりのデート。
海が見えるステキなレストランに入り、テラス席に並んで座った。
真っ赤な夕焼けが海に沈んでいく。
やさしい海風を頬に受けながら、二人で乾杯。

ところが食事の最中、些細なことで言い合いが始まった。
折角のデートが、だんだんそれどころじゃ無くなってくる。

「あのね、私が言いたいことはそういうことじゃないの・・・。」
そう言うと彼は面倒くさそうに
「ああ、もういい。もう、分かった。」

まただ。最近いつもこのパターン。
こうやっていつも彼は逃げる。

「だからね、そうやって逃げないでよ!私の話しもちゃんと聞いて!」
思わず声のトーンがあがる。
他のテーブルのカップル達が、一斉にこちらを見た。
「逃げてないよ。もう聞きたくないんだ。もういいだろ!」

ここで終われば、今ならまだ間に合う。
アタマでは分かっているのに、どうしても止められない。
「あなたが良くっても、私は良くないの!ちゃんと話しを聞いて!」

そう私が言うやいなや、彼はこちらを睨みつけ
「もういい加減にしろよ!」

テーブルを思いっきり叩くと、
1万円札をこちらに投げ、ぷいとお店を出て行った。

まただ・・・。
何でいつもこうなるんだろう・・・。

何で私の言いたいことを分かってくれないんだろう。
どうしてこんなにも伝わらないんだろう。

それは “押し付け” があるから

今日の物語の主人公はU子さん。
3年前に離婚後、新しい彼が出来たU子さんの事例から学びたいと思います。

ここでのポイントは何か!
ズバリ言うとコレ!
「私のこと、わかって!!」が強すぎるということ。
「湯川さん、違います。私は自分の気持ちを大事にしてるだけなのです」

そんな風に思っていたら、それは大いなる勘違いですから~!(爆)
これは自分の気持ちを分かって欲しいというのを、ただ「押し付けているだけ」ということなんですね。

自分が何を言うかは確かに自由。
しかしその結果をコントロールしたら、それは「押しつけ」
自分の言動は100%自分の自由意志が認められているのと同じように
相手の言動は100%相手の自由に任されています。

ここで相手が分かってくれていなからといって、追いかけ回して
自分の気持ちを「わかって!」と押し付けてしまっては、相手に取って重荷になるばかり。
こーゆー時はちょっと時間をあけて、あらためてお互い冷静になってから話せばいいのです。

“わかって” が強すぎると戦いになる

それができずに「わかって!」が強いと、【攻撃】されたように感じるんですね。
するとどうなるか?
戦うか!もしくは逃げるか!しかなくなります。

でもほとんどの男性は、戦いたいとは思っていないんですね。
やはり女性のことを大事にしたいのです。
なので撤収するわけです。
それを「逃げている!」と言われると、攻撃に転じるしかなくなってしまいますね。

なので大事なことは、
わかって!が過ぎるのは、
相手を攻撃していることと同じことだと知ること。
どうしても「わかって!」やめられないのは、相手に問題があるのではなく、あなたの問題です。

自分がコントロール出来ることと出来ないことを明確にする

ではここで、“わかって” から卒業するためのアドバイスをしたいと思います。
それは、自分がコントロール出来る事と出来ない事を明確にする、ということ。
そしてコントロールできる部分に集中する、ということです。

ここがごちゃごちゃになっている人が多い!

コントロール出来ない最たる物は「過去」と「他人」と言われていますね。
でも私は「過去」は変えられると思っているんですよ。それについては、また次の機会にお伝えするとして。。。

相手の反応や行動のコントロール権は、相手にある
例えば・・・
相手のことをしてあげたのに、感謝どころか、何も無かった。
なぐさめてくれると思ったら、いい加減にしてくれと言われた。
誉められると思ったら、努力が足りないと言われた。
大事にしてくれると思ったら、軽く扱われた。
謝ってくれると思ったら、逆にキレられた。

このように、相手が自分の思うような反応をしてくれないときって、往々にしてありますよね。
そもそもコントロール出来ないものなので、それをなんとかしようとするのは無理な話なんですね。
さっさと諦めましょう~。

コントロールしたいのは “期待” があるから

これらは、すべて相手がこうしてくれるはずという「期待」があるから。
それも勝手なが頭につきます。

でも「期待通り」にしてくれないからと言って、相手を責めているのは、子どもと同じ。
「おもちゃ買って~!」とダダをこねている3歳児とそう変わらないのです。(坊です、坊!)

幼い頃、あなたが本当に欲しかった親からの愛情や関心、それらを、あの頃と同じやり方で繰り返してしまっているだけなのです。

相手が思い通りに反応しない事でイライラしたり、相手を思い通りに動かそうと脅したり、被害者ぶったりしてしまった時は・・・
自分が諦めていない、執着している気持ちを、相手を使って挽回しようとしていることに気づいてください。

相手の反応はコントロール出来ない、ということ。

コントロールしようとしてたなら、それを手放すということ。
「諦める」ということなのです。
コントロール出来ないものに心を焦がしているのは、エネルギーの無駄遣いです~。
コントロール出来るものは何か?それに集中していきましょうね。

そう、今この瞬間のあなたの表情。これは今すぐコントロールできますね。
眉間にしわを寄せていたら、にっこりほほえんでみましょ。

そして大事なのは、相手にも自分にも、100%を求めないってこと。

「折り合いをつける」
「妥協点を見つける」
ということが大事なのです。

往々にして私たちは、自分のことは棚に上げながら、相手には過大な要求をしてしまっています。
ともすれば、ゼロか100か、黒か白か、やるかやられるか、という二元思考に陥りがちな私たちですから。ここは、要注意ですね!


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