ここのところ、姉との関係性について書いております。

パートナーシップは、親との関係性だけでなく、きょうだい関係も大いに影響してきます。

主に「嫉妬心」「独占欲」
そして仕事上の人間関係にも、見事に繋がってくるものなの。

さて昨日お送りしたメルマガでは、姉に直接謝ろうと思ったものの、余計に関係が悪くなるんじゃないか、「それ見たことか」とひどく罵倒されるんじゃないかなどと、
なんとも言えない不安な気持ちを抱えていたことをお伝えしました。

読んでおられない方は下記から

兄弟姉妹の確執ー夜明け前のわだかまりと不安

姉に会いに新幹線に乗り込みます。

東京から新大阪までの新幹線が、これほど早く感じたことはありません。気がつくと新幹線は、新大阪のホームに滑り込んでいました。

 

 

 

約束の場所まで、新大阪駅からわずか1分。あっという間に到着です。

落ち着かない私は、水を飲んでも飲んでも喉の乾きが収まりません。ほどなくして姉が満面の笑みでやってきました。

最初はたわいのない話をしていましたが、すぐに私は姉の目をまっすぐ見て言いました。

「お姉ちゃん、ずっと話したいことがあって」と。姉は「ん?」と言う表情です。

私は、ぽつりぽつりと話し始めます。

 

 

 

妹から見た姉は憧れの存在

ずっと妹らしくせず、えらそうにしてバカにした態度だったこと。

幼い頃から姉は顔立ちも可愛くて体が弱く、はかなげで、いつも父母の関心を得ていたこと。

私は健康優良児で、髪の毛は刈り上げ、男のように育てられて、姉が羨ましくて仕方なかったこと。

私はずっと姉が羨ましかったのです。
姉みたいになりたかったし、姉が私の憧れだった。

でもそれを当時は認められなかった、と言うより姉に負けたくなくて、
それを認めたくなくて、わざと男っぽくしていたのです。

そして私は、ずっと姉をバカにしてました。

バカにしていたら、勝っていると勘違いしていたんです。

だから口が裂けてもあの頃の私は、姉に羨ましいだなんて言えなかったこと。認められなかったこと。

ひどい妹だったこと。

 

 

 

 

 

姉が泣きながら聞いています。

謝罪することで、さらに謝罪の気持ちが湧いてくる

ずっとこうして私は謝ってこなかった…。

姉は、言葉に出しはしないけど、きっと私に
ずっとこうして謝って欲しかったのではないか…。

何十年も、エラそうにしていた私は、どれほど姉のことを
傷つけ続けてきたのか。

どれほど姉を
踏みつけてきたのか。

姉の泣く姿を見て、私は心底、自分のやってきたことのひどさを痛感しました。

「お姉ちゃん、ごめんなさい・・・・」

涙が後から後から溢れ出ます。

姉の圧倒的な器の大きさに気づく

そして何よりも、ずっとバカにしてきたそんな私に
「プログラムを受けたい」
「パートナーシップがどうやれば上手く行くのか教えて欲しい」と頭を下げることのできる姉。

そんな姉は私より、どう考えても、ずっとすごい。

私の方が勝っているだなんて、とんでもなかった。

下がれる姉は、下がれない私より、ずっとずっとすごい。圧倒的な勝ちは、やっぱり姉だ。

私は負けも負けも、大負けの負けなのに、ずっと勝っていたつもりでいた。そんな妹のことを、ずっと姉は黙って見守ってくれていたんだ。

勝っていただなんて大間違いも大間違い!!
一度だって勝てたことはなかったんだ!!

むしろ圧倒的な愛の中で、私は親からもそして姉からも
守られ大切にされ続けてきたんだ…。

 

 

 

 

私が逆の立場だったら、同じように頭を下げて教えて欲しいと言えるだろうか。
多分できない。

もう、圧倒的なのです。

妹を優しく守ってくれていた姉の姿

小さな頃から、ずっと憧れだったお姉ちゃん。

「待ってーお姉ちゃん」と言いながら追いかけていくと、
困った顔をしながらも、優しく手を繋いでくれたお姉ちゃん。

おままごと遊びの時に、土をご飯に見立てて
「はい、どうぞ」と言って渡してくれたものを、私がそのまま土を口にしてしまったことで
大慌てで母を呼んでくれたお姉ちゃん。

心配して、泣いて、謝ってくれたお姉ちゃん。

ずっとエラそうで、ずっとバカにし続けてきて、本当に、本当にごめんなさい。
ずっと謝れなくてごめんなさい。

お姉ちゃんのことが、ずっと大好きでした。

いつも妹の私を見守ってくれて、本当にありがとう。

そう泣きながら言うと、姉も泣きながら「うん、うん」と言ってくれました。
二人で大泣きしました。

 

それから私自身、さらに楽になりました。

もちろんコレまでも、親との関係性や夫との関係性が変わったことで
すっかり楽にはなっていたのですが
姉に気づいたこの思いは、私にとっては大きかったですね。

そしてプログラムでは、私はプロとして、姉に厳しいことや耳に痛いことを言わなきゃいけない時も、はっきり言いました。

それに対して姉は、素直に聞く耳を持ってくれていました。

そして姉も大きく変化し、以前とは比べものにならないくらい、感情が落ち着き
幸せなパートナーシップを築いている姿を見るにつけ、心からよかったと思うのです。

おそらくあの謝罪がなければ、お互い変に気を使っていたかもしれない。
姉がそんな風に変化し、幸せそうにしてくれていることが、本当に何より嬉しい。

「親の愛」を巡ってきょうだいで取り合う。

 

 

 

「取った」「取られた」「ずるい」
「なんで姉兄(妹弟)ばっかり」「私ばっかり損(我慢)させられてる」

これが大人になった時、
見事にパートナーシップにそのまま現れてくるんですね。

仕事も同じ。
長くなりましたね。続きは下記から。

いやー、今日のブログは久しぶりに泣きながら書きました。

その時のことを思い出すと、今でも温かい涙が溢れてきます。

本当にきょうだいって、ありがたい。

湯川央恵


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