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自分を責める思いと後ろめたさが「罪悪感」これを持ったままだと幸せになりようがないのです。
ではどうやれば罪悪感を手放すことができるのでしょう?とても大切なことを書いています。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
罪悪感は後ろめたさと自分を責める思い
「秘密を持ち続けること」
これは人間にとって、とてもしんどいものなんですね。
特にその秘密が「罪悪感」に繋がっているものであればある程、苦しくなってしまうの。
罪悪感を感じるレベルは、人それぞれ。
Aという出来事で一人は罪悪感を感じ、もう一人は全く感じない、ということもあります。
例えば、
-
- 夫に隠れて不倫をしてた事
- 子供を堕胎したこと(しようと思ったも含む)
- 子供のことを可愛いと思えず正直、嫌いだと思っていたこと
- 夫や子供の些細なことで今なお激昂していること、等々・・・。
こんなことをしてしまった…。
こんな思いを持ってしまった…。
そうやって長い間、誰にも言えず、自分を責めてしまっていないでしょうか
最善の判断であったことを認める
セッションでクライアントさんが、正直な気持ちを吐露されたとき、ほとんどの方が
「これまでずっと言えませんでした」と涙ながらおっしゃいます。
そんな時「よくここまで頑張ってきたね」と言わずにはおれません。
その時は、その判断が自分の中では、最善だったのです。
もちろん今から思えば、もっとやりようがあっただろうし、違う選択肢も考えられたかもしれません。
ですがその時は、それが自分ができる中で最善のことだったのです。それを本当に、認める事なんですよ。
罪悪感は幸せの足をもれなく引っ張る
それが出来ず、ずっと自分を責めて、長い間ダメ出しをしていたというのは、本当に辛い。
誰にも言えない罪悪感があればあるほど、それは自分の幸せの足を、引っ張ってしまいます。
「こんな自分が幸せになってはいけないのではないか」そういう思いが、心の深いところにあるので、幸せになりようがないのです。
幸せになりそうになると、急ブレーキをかけるが如く、大変な事を引き寄せてしまうんですね。
潜在意識では、それで帳尻が合っているので、ホントはどこかホッとしている自分がいるのかも。
そんな時、甘いものやお酒に逃げても、いっときの楽しみに逃げても、スッキリするかもしれませんが、何も変わりません。
根本が変っていないので、その場限りとなり、何度も何度もぶり返してしまうことに・・・。
罪悪感を根本解決をするための方法
つまり・・・
不倫も堕胎も子供のことが嫌いも
「癒す」だけで済むのではありません。
「吐き出す」だけで済むのではありません。
ましてや相手のせいにしていても仕方ありません。
まずはその出来事を、いいも悪いも解釈を挟まずに受け止めること。
その上で、その出来事を引き起こした、そもそもの「思いこみ」を修正する必要があるのです。
ここまでやって、初めて罪悪感を溶かすことができるんですね。
罪悪感につながる思い込みを修正すること
思いこみとはそもそもの「見方」「捉え方」「解釈の仕方」です。
ここが違うと、もう全てが違って見えてくるのです。
もし「大切なものは奪われる」と思い込んでいるなら、何かを見たとき「奪われる兆候だ」と解釈してしまうんですね。
思いこみとは、自分の見たい世界を見せてくれるもの。
だからこそ、思いこみをチェックする必要があるのです。
あなたの見ている世界は、どんな「思いこみ」があるそうでしょう?そしてその「思い込み」はあなたを幸せにしてくれそうなものでしょうか?
それをちょっと考えてみてくださいね!
湯川央恵
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