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折角アドバイスをもらっても、何だかんだ言いながら、結局は自分勝手なやり方でやっていないでしょうか?
それはまさに「結果が出ない人が無意識でやっていること」そのもので、成長しない生き方を自らが選択しているとも言えるんですね。
え?なんでそうなるの?って思います?笑
今日はそのことについて、事例を紐解きながらお伝えしていきたいと思います。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
アドバイスを聞かず自分のペースでやっていないか?
さて、今日はFacebookで見た、ある方の記事から。
連日個別相談を受けていると、結果が出る人、出ない人の傾向が見えてきます。
結果が出ない人の傾向は、新しいことにチャレンジする時に
『自分のペースで進めること』 です。
これを読んだ時「まさに!」と思いました。と同時に胸が痛くなりました。「あ、私もやってる」と(苦笑)
今の自分の現実は、これまでの自分の思考や行動の結果。
であるならば、今迄通り自分のペースで進めてみても、状況を変えることって難しいわけです。
なのに!なのに!
なぜかそこに果敢にチャレンジして、自分のペースを崩さないで結果を出そうとするんですよね。
それ、ホント無駄なエネルギーの使い方!
言うことを聞かない人の理由1:モラハラ夫で未熟だから
例えば、夫からアドバイスがあったのに、自分に都合良く解釈し、自分のやり方を変えようとしない。
夫が怒って初めて、そこで気づく。いや、そこで気づける人は一握りですね。
ほとんどの方は夫が怒ったとしても「怒る夫が悪い!」「人間的に未熟だ!」そう思っちゃうんです。
そして一層、自分勝手なことをやり続ける。いやー、私自身はこういうこと、散々やらかして来たクチです(汗)
当時は夫が私に怒る、その行動が「モラハラDV」だと思い込んでいたわけ(大汗)
でもそんな私こそが、夫の言うことを、いい加減に聞いている、などとは思いもしませんでした。
「だって未熟な夫なんだから!」「モラハラ夫なんだから!」
だから「ちゃんと聞かなくてもいい」と思っていたんですよね〜。いやはや、どんな理屈なんだよ!って感じですよね〜(苦笑)
言うことを聞かない人の理由2:自分を棚に上げ夫を見下している
いい加減に聞いているということは、夫を「軽く見ている」ということ。
つまり自分がやっていることは、相手を否定していることと同じ、ということなんですね。
あの頃の私は、それに全く気づいていませんでしたね。自分はモラハラ被害者だと思っていましたが、何のことはない、自分こそが夫のいうことを聞こうとせず無自覚な加害性を発揮していたわけ。
冷静に考えると、自分が逆の立場だと、どう感じるか?ってことだと思うの。
身内だからこそ怒ってくれますが、他人だと怒ってもくれません。次からはアドバイスを求められても、真剣に答えない。それで終わりです。
話を聞けていない人ほど、自分は聞けていると思っている
「人の言うことを聞かず、自分勝手な解釈で自分のやり方やペースを崩さない。」
それは恐らく無意識でやっていると思うのです。
特に人の話を聞けていない人は、自分が人の話を聞いていないとは全く思っていません。むしろ「聞けている」と思っていることが多いかもね。
話を聞く人には更に有益な情報が集まる
それとよく聞くのが
「参考になる意見なら聞く」
「納得できたら聞く」
これでは、自分の理解できる範囲内のことだけしか得ることができません。
それはとても勿体ない生き方であり、成長しない聞き方でもあります。
人は、自分の話をちゃんと聞いてくれる人の話は聞こうと思います。あなたが「夫は話を聞いてくれない!」と思うのであれば、あなた自身がいい加減に聞いていませんか?
また「言ったことをちゃんと聞いてくれる人には、参考になることがあればもっと伝えよう」と。人間ですからそう思いますね。
言われたことをまずは素直にやってみる
先のFacebookはこのように続いていました。
「マイペースで進めること」 と 「言われたことを素直に”とにかく”やってみる」どちらの捉え方が未来を明るくするか明確ですよね。
新しいことにチャレンジする時にはアドバイスをくれた人と同じくらいのペースか、それ以上のペースで“とにかく”やってみること。
そうすることで今の状況が改善していくのです。
「まずは言われたようにやってみること」
それもちょっとだけ、じゃなくてアドバイスを下さった方と同等のペースか、それ以上でやってみること。
ここでのポイントは
「ちまちまやるんじゃなくて、やるなら一気に」ということなのだと思うのです。
まずは家族から言われることをシッカリ聞いてみる、をやってみませんか?
補足
実は私もある領域について、自分のペースでやっていたなと反省・・・。師匠が言ってくれていることを素直に聞いていなかった。
でもその道の師匠が指し示してくれていることを、素直にやっていこう。
四の五の言わずに言われたことを「はい!」とやっていこうと改めて心に決めました。
そして今日さっそく行動を起こしましたよ。とても心が爽やかです!