自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
先日、日本麹クリエイター協会さんで、マネージャー研修を2日間に渡り、開催させていただきました。
テーマは「⾃⼰信頼を⾼め、愛に気づく」。みなさんとても前向きで、やっていて楽しかったですね!
セクシャリティと親との関係性
さて、今日はセクシャリティについてお伝えします。
パートナーシップの源は、親との関係性。ここに端を発しています。
親のことをどう見ていたのか?親からの言葉をどう受け止めていたのか?こういうものが、パートナーシップはもとより、上司部下との関係性、友人などの人間関係、仕事のやり方、年収にまで。
そしてセクシャリティにも大きく影響します!!
セックスを断ると不機嫌ハラスメント(フキハラ)する夫
ここからは、夫の強い性欲に悩むEさんの事例をお話ししますね。
Eさんのご主人は、毎日でも飽き足らないくらい精力旺盛な方。
若い時ならいざ知らず、どんどん歳を重ねるにつれ、夫の求めに応じることが、苦痛になってきたEさん。
特にこの2年ほどは、求めてくる夫に対して、あからさまに嫌悪感を感じていたそうなんですね。
その時にセックスを断ると、その後とにかく不機嫌になる夫に一体どうすればいいの?というご相談でした。
やりたくない!
でもやらないと不機嫌。
我慢してやると、すごく虐げられた気がしていたんですね。
いやー、このあたり、すごく身につまされますね!人ごととは思えません。それフキハラ(不機嫌ハラスメント)やろ!と言いたくなります。
そんなEさんが私とのセッションを受けるようになってから、あれだけ嫌悪していた夫の性欲を、かなり受け入れられるようになってきました。
なぜそんな風になれたのでしょう?
あなたはセックスにどんな意味を持たせていますか?
ヒントはコレ
「セックスにどんな意味づけをしていたか?」
もともとEさんにとって セックスとは「支配されること」という感覚が強かったのです。
そこでセッションでは、なぜ「支配」と感じるようになったのかを取り扱いました。
パートナーシップとセクシャリティの原型は父と母
Eさんの子供の頃、お父さんは熱烈サラーマン。それこそ朝から晩までずっと働いておられたんですね。
普段は家のことは全くやらず、帰ってくるとお母さんに対して偉そうに命令しているだけ。
「お母さんは、お父さんに言われるまま動く”奴隷”のようだった」と。
日頃Eさんにお父さんの愚痴を言ってたお母さん。
だったらお父さんにバシッと言ってやればいいのに!それも言えない弱い母。
暴君な父に支配されている、弱い母。
そんな風に思っておられたんですね。
子供の頃、私たちは
父に見たものは「男」として一般化され、
母に見たものは「女」として一般化してしまうんですね。
ですのでEさんは、子供の頃の両親の関係性から「女は男に支配される」という思い込みを持ってしまったんですね。
その象徴がEさんにとっては「セックス」だったのです。
さあ、ここからEさんは何に気づいたのか?
解決するのか!?
続きはこちらから