目次
身内にどんな言葉遣いをしていますか?
ちょっとくらいいいだろうと辛辣な言い方をしてないでしょうか?
今日は言葉の使い方について、具体的に自分の「言い方」「伝え方」のクセに気づく方法をお伝えして行きたいと思います。
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
人が成長したと思えるポイント3つ
普段セッションをしていて人が成長したなーと思う時があります。
いろんな観点があると思いますが、私は3点が上げられると思うんですね。
-
- 物事の受け取り方が変わる
- 客観視出来る範囲が広がる
- ものの言い方が変わる
1と2については日頃こちらでよく伝えていますので、今日は特に3番目の「ものの言い方が変わる」についてお伝えしたいと思います。
身内に辛辣な言い方が出来るのはただの「甘え」
家の外では優しく温厚な話し方をしていても、身内には辛辣でぞんざいな言葉遣いをする人は結構いるようです。
何を隠そう、私自身も高校時代
母に対する横柄な言葉遣いをする様子に、遊びに来てくれた友人がドン引きした、という苦い経験があります。
身内や、近しい人には「照れ」があって、なかなか丁寧には言いにくいものです。
多少キツい言葉遣いであっても、言葉が足りなくても、何となく通じて、許されるようなところがあります。
でもね、この「何となく通じて許される」というところに、甘んじていないでしょうか?
ココに切り込んで行くことは、とっても大事なことだと思うんですよね。
他人には出来ない言葉遣いを、なぜ身内には出来るのか?ということですね。
客観視できて初めて自分の姿を知る
普段自分がどんな「ものの言い方」をしているか、というのは、なかなか気づけないんですね。
湯川のプログラムを受講されている方は、個人セッションを全て録音してもらっています。
それを、復習のために後で聞き直されているのですが、最初の頃はセッション内容よりも、自分の「ものの言い方」に愕然とされる方が多いんですね。
「こんな無愛想に答えていたのか」
「びっくりするほど不機嫌な声!」
「何度も同じ質問されているのにトンチンカンな答えをしている」
客観的に聞いて、初めて自分の「姿」が分かる訳ですね。
意識できないことは変えようがありませんが、意識出来たことは変えることが出来ます。
事実、プログラム受講生さんは、回を重ねるごとに、ご自身でも意識されるので、その受け答えはどんどん変わって来ます。
「やってもいい時」に「やらない」を選択する生き方
メンターから随分昔に「権利を使い果たさない生き方」について、教えてもらったことがあります。
例えば電車で目的地に向かおうとしたときに、人身事故があったとします。
「こんな状況なら、遅れても仕方ないな」というときに「当然のように遅れてくる人」と「それでも遅れないように努力する人」がいます。
「そうなっても仕方ない時」に「そうはしない」という生き方。
「やってもいい時」に「やらない」を選択する生き方。
一事が万事。
こういう普段の姿勢が「身内にどんな言葉遣いをしているのか」にも現れていると思うのです。
具体的方法ー身内だからこそ丁寧に
身内だから許されることも、実際は多いのです。
甘えるのはカンタンです。
身内だから、他人よりホンの少し雑でいい、のではなく
むしろ身内だからこそ、今よりホンの少し「丁寧に伝える」を、やってみられてはいかがでしょう?
目を見て「ありがとう」と言う。
謝るべきときにはちゃんと「ごめんなさい」と言う。
呼ばれたら「はい」と返事をする。
頼み事を受けてもらったら「助かります」と言う。
他人なら上記のことをしない人は、社会性がなく不躾で失礼な人になります。
それと身内にしている自分は「ただの甘え」と喝破すること。
はい、もちろん私自身もです(笑)
湯川 央恵
こんな記事も参考になりますよ!