湯川です。
自分の周りに依存してくる人が多い。
夫や子供から甘えられるとついカチンときてしまう。
そんな自分をどこか責めていないでしょうか?
今日はそんな「依存される側」になってしまう原因と対策について湯川の事例からお伝えして行きます。

甘えられること依存されることへの怒りの原因は親への恨み心

こういうことはありませんか?

    • 自分の周りは依存的な人が多い
    • 甘えてくる人を見るとイラッとする
    • 旦那が依存的で頼りなく見えてしまう
    • 無邪気に甘えてくる子供にカチンと来てしまう
    • そんな自分は母親として失格じゃないか。

いかがでしょうか?こんな思いになっていないでしょうか?

甘えること、甘えられること、依存されることに激しくイライラしてしまうのは
自分が親に甘えられなかった、という恨み心を持っているから。

そう言われても、あまりピンとこないかもしれませんね。

今日はそんなことを、湯川の子供の頃のエピソードから紐解いて行きたいと思います。
その中からヒントを掴んで頂けたら嬉しいです。

自分自身が依存したいー乳離れがなかなか出来ない

いきなりですが・・・
湯川は子供の頃、母のおっぱいが大好きな子でした。

たしか小学校3、4年になっても、まだ触っていたくらいの “おっぱい星人” だったんですよ。
そんな私に対して、父は猛烈と叱るわけです。

私自身は父が近くに居ない事を確認してから、母のおっぱいをコッソリ触っていたのですが、
なぜか「どこで見てる?」と思う所で見つかり、ドカン!とカミナリが落ちる、ということが良くあったんですね〜。

そんな父に対して、どう思っていたかと言うと、怒鳴られることが、ただただ怖い、というのもありましたが、同時に

ああ、自分も触りたいのに触れなくて怒っているんだなあ。

お母さんに甘えられなくて拗ねている子供みたいだなあ。

って思っていたんですよ。ホントどれだけ自分に都合よく、親を見下していたんでしょうね。

ナチュラル過ぎて見下しているとは、あの頃の私は全く気づいていませんでした。

甘えたい!気持ちをずっと否定していた

大人になるにつれ、甘えている人を見るたび、イラつく自分がいました。

「何こんなことくらいで甘えてんだよ!」
「自分で何とかしろよ!」

つまり「甘えてはいけない」という思い込みが、すごーく強かったんですね。

当時の私は

「自分は自立しているから、甘えている人が苦手なんだ」と思っていたんですね。

でもね、本当のところはそうではなく
「甘えることはダメ」と否定しているから、堂々と甘えている人を見ると、イライラしていただけだった、ということ。

自分の本当の気持ちを押さえ込み、がっちり鍵をかけて封印してたわけです。

まだまだ甘えたい!という思いが相当強かった、というのが本音。

でも甘えちゃダメ、依存はダメ、と自分の気持ちを見ないように、感じないように、押さえつけて否定していたから、自分のその気持ちがdf「成仏できず」にずっとくすぶったままだったのです。

だからこそ、おおっぴらに甘えている人を見ると、カチン!と来てたワケ。

ホントはまだまだ甘えたい!依存したい!という思いが残っていたからこそ、
自分の思いを周りに投影し、依存的で甘える人ばかりを登場させていた、ということなんですね。

なので自分の周りには、どんな人が多いのか?
それを見ると自分の内面が、ハッキリ分かります。

自分の感情のその奥にあるものを見つける

自分の感情に対して「そんなこと思っちゃダメ!」と否定するのではなく、
むしろその気持ちをちゃんと分かってあげること。

決して否定しないこと。
充分分かって上げること。

その上で、もし甘えることが出来たとするなら、何が得られるのかを考えると良いのです。

私の場合ですと、おっぱいを触ることで、
安心感ややすらぎの感覚を得られた訳です。本当に至福で安らいだのですよ〜。

周りにあると認識できるものは、自分の中にも「種」がある

なのに自分には無いと思っているから、母のおっぱいを触ることで、得ようとしていたんですよね。

でもね、周りは自分の投影ですから、
母にあると思うものは、実は自分にもある!

それに気づいた時は驚愕でした。

無いのではなく、むしろ自分の中にあるんだよと。
それに早く気づきなさいよ、その部分に早く繋がりなさいよ、ということ。

それに気づかないから、わざわざ何度も父から怒られる、という現象を引き起こしていたのですね。

まあ、それに気づいたのは
40歳にもなってからのことでしたね。いやーー、お恥ずかしい(汗)

チャイルドへの言葉がけ

以下、その時の自分がチャイルドにかけた言葉です。

おっぱい大好きだよね。
だって触っていると安心するよね。その時間は至福だよね。
柔らかくて安心するよね。あの感覚は本当に喜びだったよね。

あの感覚の中にいると何の心配もないし、
ただただ安心感と安らぎを得られたんだよね。

それはもうお母さんからもらわなくても、
あなたの中に元々あるんだよ。

元々あるから、
それをお母さんに投影していただけなんだよ。
自分のなかにあるよ、ちゃんとあるよ。

そこと繋がれば、お母さんがいなくても、
あなたは自分が自分を満たすことが出来るよ。
これが本当の至福、安らぎだよ。

自分の中に平安、安らぎを見つけられると、もう最高だよ。
その時にはもうおっぱいは必要ないんだよ。

あなたの存在が、
安らぎ安心そのものだからね。
はやくその世界においでね。

被害者は居ない!全て自分が決めて「今」がある

自分が今40歳であろうが、50歳であろうが、幾つであろうが
こうしてちゃんとチャイルドに向き合って行く。

自分は父の被害者ではなく、父も子供みたいな人ではなく、
自分がすべて決めて「今」がある。

そう腑に落ちたとき、否定していた思いの奥には、こんな素敵なお宝が眠っている、ということに気づいたのでした。

自分の中に本当は安心・安らぎがある。

甘えるのはダメ、依存だダメだ、と否定しているうちは、気づけなかったことなのです
なのであなたが今、依存を激しく嫌っていたり、甘えることに抵抗があるなら、
それこそがあなたが幸せになる鍵に繋がっているはず。

どうか早く見つけてあげて欲しい。
それが自分の幸せに近づく1つの大事なステップになりますからね。

 

 

湯川 央恵


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