X’masですねー。皆さんいかがお過ごしでしょうか?我が家は家族と楽しい食事と映画を楽しみましたよ。
さてX’masの思い出というと、皆さんは何が思い出されますか?
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。
自分の生い立ちを振り返ってみる
今日は、湯川の子供の頃のクリスマスについてお伝えしますね。
私はお寺で生まれ育ちましたので、あまりクリスマスっぽいイベントはありませんでした。
それでもプレゼントはありました。
ただ、私が望むプレゼントではなく、ノートや鉛筆、姉と私の2人で1つのオモチャや中古本。
クリスマスってテレビの中だけがきらびやかで、子どもの私にとっては「なんだかなー」というように感じていました。
子供の夢を打ち砕く親!?
ある年のクリスマス、夜遅くに父がベロベロに酔って
「サンタさんのお帰りやー!」
とクリスマスケーキとブーツに入ったお菓子を持って帰って来てくれたことがありました。
心の底で、かすかにまだサンタを信じていた私は
「え?サンタってお父さんだったの!?」
と子ども心にショックを受け、そんなショックを与えた父親のことを「親なら子どもの夢を守るべきなんじゃないの!?」なんてエラソーに思っていましたねー。
いやー、今から思えば、親として精一杯のことをしてくれていましたよー。
親の立場で迎えたX’mas
年月が過ぎ、今度は私が親の立場となり、子どもたちとどんなクリスマスを過ごしたして来たかと言うと・・・。
毎年サンタさんに12月になるとお手紙を書かせておりました。
書く事はきまっているのです。
- 今年一年のお礼
- 欲しいプレゼント
- その理由
これを娘と息子は毎年書いていたのですが、③のその理由に子どもの個性が出るんですよねー。
娘は素直に「◯◯が欲しいからお願いします」と書くのですが、
息子は欲しい理由、自分になぜこれが必要なのかを「それ、ただの屁理屈やろ!」と思うくらいにアレコレ書く訳です。
それを夫と読みながら、クスッと笑ったり温かい気持ちになりましたね〜。
子供らしいおもてなし
ある年から「サンタさんもプレゼントを配り歩くのはさぞ大変であろう」ということで、子どもたちから自主的にサンタさんへのプレゼントを置いておくようになったんですね。
それはプリンだったり、チョコレートやクッキーだったり。
ですが「多分喉が乾くと思う」と私が言った事で、ある年から缶ビールが置かれるようになりました。笑
翌朝、子どもたちへのプレゼントとともに、用意していたクッキーが食べてあったり、ビールが空っぽになっているのを見て、きゃっきゃと騒いでいたのを、ついこの間のように思い出します。
そして毎年子どもたちからこう聞かれます
「ねえねえお母さん!サンタさん見た?何か言ってた?ビール美味しいって言ってた?」ってね。
私も悪のりして
「ビールはアサヒよりサッポロがいいらしい」とか
「冷蔵庫に冷やしておいてくれる方が有り難いと言っていた」とか
「生ハムとモッツァレラチーズ。あと焼き鳥なんかあると、もっといい」とかね(笑)
子供達を通して気づいた親の愛
ですが、私自身の子供の頃はというと、プレゼントをもらっても「なんだこんなものか」と全然喜ぶ顔を見せない事で、親の気持ちを随分傷つけてきたのだと思いました。
それに酔っ払っても、父はちゃんとケーキとブーツのお菓子も持って帰ってくれただなんて、マジで凄いことですよ!
今の私なら、酔っ払ったら確実にどこかに置き忘れているはず!
万一持って帰ることができても、ケーキは間違いなく崩壊しているでしょう!笑
何だかんだ言っても、親は子どものことを思っているんですよね。
やはりそこには圧倒的な「愛」があります。
でも子どもには大人の愛は大き過ぎて見えない。
自分にとって分かりやすい形じゃないと「愛じゃない!」と思うのが子ども。
でもね、親は子どものことを思っているからこそ、酔っぱらってもプレゼントを持って帰ってくれるし、こどもの夢を叶えてあげようとするんですよね。
まとめ
さて皆さんのところにはサンタさん、来ましたか?
まだ来てないのであれば、湯川サンタがあなたにプレゼントをお届けしますよ。
あなたにとって、どうか来年も素晴らしい年となりますように。
またあなたとあなたの大切な人が、愛に包まれますように。
気持ちを込めてお届けします。
湯川央恵