目次
世の中には「楽しいこと」と「楽しくないこと」の2種類があるわけじゃなく、どんな事でも「楽しめる人」と「楽しめない人」の2種類がいる。
あなたはどちらのタイプですか?
自分で自分を幸せにし、お互いを高め合える夫婦・恋人関係を築く!!
パートナーシップ心理学アカデミー主宰 湯川央恵です。
いいこと悪いことの2つの出来事があるわけではない
冒頭の言葉は、私の元上司から教わった言葉。
ディズニーランドに行ったら楽しめるのか?というと、ディズニーランドに行っても、そこで雨に降られたことで、文句ばかり言う人もいますし、反対に、道に迷っても、そこで意外なお店を発見できたと喜ぶ人もいる。
世の中に楽しいことと、楽しくないことがあるのではなく、どんなことであっても楽しめるチカラのある人と、楽しめない人がいるんだなあって思うのです。
幸せも全く同じ。
貧乏で食べるものも、分け合わないといけない状態であっても、お互いのことを大切に思いあって、幸せだと感じる人がいる一方で、お金持ちで裕福で、夫からも愛され子供がいても、自分の思い通りに行かないことで「自分は不幸だ」と思う人もいます。
どこに心の焦点が当たっているか?
だから貧乏がいいとか、お金持ちは心が貧しいとか、そんなことを言いたいわけじゃないのです。
言いたいことはこれ。
一般に「これは幸せだ!」と思われる状態であったとしても、それはその人の解釈の仕方や、どこに焦点を当てているかで、全く違った受け取り方になる、と言うこと。
問題の「質」自体を変えていくには?
私たちの周りには、いろんなことが日々起こっています。
その時に自分に対して不幸なこと、嫌なことが襲ってくるのではなく、その人の受け取り方や解釈の違いで、不幸で嫌な人生を生きる人もいるし、幸せで豊かな人生を生きる人もいる。
つまり
自分の受け取り方や解釈の仕方を変えたら、問題や悩みの質自体を変えることが出来る、と言うことなのです。
受け取り方や解釈を変えていくためには、色々な方法がありますが、そもそも「問題」と言う出来事に対して、そもそも、どうみているか?これが大事ですね。
つまり人生何の問題もなく、何でも思い通りにいけばいいのか?と言うと、そう言うこっちゃないと私は思うんですね。
なんの問題もなく夢が叶っていく。
一見理想かもしれない。
でもそれだと人生は面白くないでしょうね。
何かにチャレンジして乗り越えていく経験や、その中から成長したり、信頼感や達成感を感じたり、乗り越えたからこそ自信がついてきませんでしたか?
問題は自己変革を余儀無くされるので「成長」するきっかけとなる
私自身、ここまで来る中で、当たり前ですが、いろんな問題を乗り越えてきました。
「もうこんな仕事辞めてやる!」
と思ったことは、正直、1度や2度ではありません。
その度に立ち戻ったのは、自分のあり方でした。
自分の人間的器が小さいばかりに問題が起こり、
自分の傲慢さがあるばかりに迷惑をかけ、
自分の狭い見方だったばかりに誤解を生んできたこと数知れず(笑)
しかしその度に自己変革を余儀なくされることで、自分の人間性や器広げることにつながったんだなあって思います。
どんな出来事からも未来につながるタネがある
だから今は、胸を張ってはっきり言えます。
あの辛かった経験があったからこそ、今の私がある。
だから「いいこと」と「わるいこと」の二つにパッキリ分かれるものが、この世の中にあるんじゃない!!!
悪いと思うことの中に、未来につながる良きタネがあるんですよ!
どんな出来事だったとしても、それを良きものにしていくのは、自分次第なのです。
逆にいうと、出来事をわるいものにしたままにしているなら、それは自分がそれを選択しているだけのこと。
まとめ
「問題はそれが起きた時と同じレベルで解決することはない」
このメルマガでも何度も紹介しているアインシュタインの言葉
問題はある意味、強制的に自分のこれまでの器を広げさせる機会になります。
自分を変えて、レベルアップしない限り、同じような問題は起き続けるわけですね。
だから問題って、素晴らしい機会なのですよ!
自分をレベルアップさせる「人生の問題集」です。
だから逃げちゃあいかんのですよ。
ここから良いことに転じていくのは、あなたのチカラ次第、なんですよ!!
湯川央恵