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パートナーシップ心理学アカデミー 代表 湯川央恵です。
昨日、弊社の新しいコンテンツ
「パートナーシップ心理学実践講座」の第1回目が開講されました。
数ヶ月前から説明会の準備、そして講座の中身を何度も精査し作り上げ、それに合うスライドを用意し、ようやくリリース。
やはり新しいものを生み出す時というのは、エネルギーがかかるものです。「できれば先延ばししたい」という葛藤との戦いでした笑
作り上げるプロセスで
「受講生さんが理解を深めるために、何を伝えるのか?」
「どんな事例がいいのか?」
「もっと分かりやすくするためにどんなスライドがいいか?」
そんなことを脳みそがちぎれるくらい考えております笑
成長し続ける自分
さて今日は「行きたい方向ってどっち?」というテーマでお伝えしていきます。
よくこんなことを言われます。
「湯川さんはもう自分自身のインナーチャイルドを修正しなくてもいいんですよね?」と。
とんでもない〜!
湯川も生身の人間ですからいろんな感情を感じます。その時に不快な感情だって感じていますからね〜。
成長し続ける限り、そのステージに合った出来事って起こりますから。
特に初めて経験する事は、不安だったり恐れだったりを感じるでしょう。
今回の心理学実践講座も初めてのリリースでしたので、初回の昨日は、やっぱり緊張しました笑
でもそれは決して悪いことでも何でもなくて、それを感じる自分を否定する必要もないんですよ。
その思いを自分が受け止めながら自分が行きたい方向に進むことだと思うんですよ。
わがままなチャイルドの声と未来の声の違い
でね、この「行きたい方向」というのが、時々分からなくなることってない?
「○○したい!」
「△△になりたい!」
と思ったとき、
これはチャイルドの声なのか?それとも未来からの声なのか?
ただの気まぐれ、わがままな思いなのか?本当の自分の思いなのか?
よく「直感に従え」って言いますよね。これは確かに正しい。
直感って自分の未来の声、本当に自分がやりたいことです。
でも、直感に従って散々な目にあったという経験を持っている方、いませんか?
それは、その後でむくむと出てくるチャイルドの声に翻弄されてしまったから、なんですよね!
例えば
「幸せなパートナーシップを持てる自分になりたい!」
「そのために相手を変えようとするんじゃなく、自分が変わろう!」
これは未来の自分の声です。そして、その声に従って自分自身に向き合う。
でも、途中、いろいろな声が聞こえますよね。
「私ばっかり自分に向き合うんじゃなくて彼もやるべきじゃないの?」
「今日は疲れたからイライラして夫に当たっても仕方ないよね」
「こんなに自分に向き合ったのにまた感情が爆発した、これって意味ないんじゃないの?もうやめようよ」などなど。
これはズバリ、チャイルドの声。
未来の声を選ぶことで得られるもの
そして、チャイルドの声に未来の声が負けてしまい、自分の欲しい未来を得ることに失敗してしまう。
そしてあなたの頭の中では「直感に従うとろくなことがない!」という解釈になり、歪んだ思い込みを作ってしまいます。
こうなってしまうのは、自分の本当の願いと、目先の願いをごっちゃにしているから。
つまり未来からの声とチャイルドの声を聞き分けられないんです。
そのどちらを選択するかで「自分の方向性」が決まってしまうんですよ。
自分の選択が未来を決める
さああなたはどちらを選択しますか?
現状維持をしつつ、徐々に下降線をたどる道。
ステージアップ、上昇線をたどって幸せになる道。
どちらを選択しても間違いではありません。その状況に自分が幸せならいいのです。
でも、現状維持も飽きますよね。もっと大きな満足、幸せを感じてみたい!って思いますよね。
そう思うならステージアップの道を選びましょう。そして、選んだら最後までやり通しましょう!
湯川の実践法:嫌だと思ったら敢えてやる
とはいえ、私も、チャイルドの声に負けそうになることも多々あります。
頭ではこっち!って分かっているけど、心が嫌だ~、面倒くさい!!って言うこともあります。
そんなとき、心がけていることは
「嫌だな~」と思ったら、敢えてそれをやるようにしてます笑
面倒だよね〜、いやだよね〜と自分の気持ちを理解した上で
やっぱりなりたい自分の姿や理想像を目指して、さっさと機械的にやってしまいます笑
コツは「嫌だな~」と思ってから、動くまでの時間を短くすること。
この間の時間が長くなればなるほど、不快感情に絡め取られてしまい、動けなくなります。
自分を褒めることで自信をつける
以前、ジョギングを始めた頃、「今日は寒いな、やめようかな」「ねむい~、後でゆっくり起きていく?」と、ベッドの中でぐずぐず。
もう、こう思い始めたら、きりがありません。そして、どんどんベッドから出たくなります。
だから、目が覚めたらそのまま考える隙を与えず、さっさと起きて着替えて走りにいっちゃう。
その間、もう何も考えない。
こんなことをしてました。走り出しちゃうと別になんとも思わないものです。
そして、ジョギングを終えて「今日も気持ちよかったね!すっきりしたね!」とがんばった自分を褒める。
そうすると少しづつ「できる!」という自信にも繋がっていきます。
チャレンジする習慣を身につけよう
さあ、あなたも「嫌だ~、やりたくない!」と思ったら敢えてやってみるクセをつけてみましょう。
気づけば自分でも驚くくらい、大きなものを手にしている自分に出会えると思いますよ。
それではまた!
湯川央恵