依存しあうカップルのあるあるシーン

 
彼女:
あ、また彼が夜中にコソコソLINEしてる。いつもこの時間。
誰としてるの?何でコソコソしてるの?やましいからでしょ!
「誰とLINEしてるの?」
 
彼 :
彼は一瞬眉間にしわを寄せ、吐き捨てるようにこう言う。
「またか・・・。そうやってすぐに浮気を疑うのは、もういい加減にしてくれよっ!」
 
彼女:
そう言う彼を見て、つい反射的に
「じゃあ堂々とすればいいじゃない。なんでコソコソしてるのよ!」
 
彼 :
彼はうんざりしたような目を一瞬だけこちらに向け無言で家を出て行った。

 
もう、何度こんなことを繰り返し、このパターンから抜け出せない。
彼女は、女の人とコソコソされるのが嫌だと、何回も言ってきた。
それでも彼は一向にやめないどころか、そんな風に思う彼女が悪いと言う。
 
・・・
 
まるでドラマのワンシーンですね。
でも、現実に同じような恋愛をしているという方も、いらっしゃるのではないでしょうか
実はこの話、実在するクライアント様の事例なんです。
 
 
一見、女性側が一方的に我慢しているように感じるかもしれませんが、お互いにどこかの領域で我慢しているはずです。
自分の要求をしながら、お互い「自分を分かって!」と言い合い続けているのです。
そして、お互いに相手から依存されることによって、無意識のうちに自己価値を確認していたという関係です。
 

苦しい共依存の関係をつくったのは誰?

 
このカップルの間には、”愛情”という名の支配があり、問題を認識しているのに、わかれられないという「共依存関係」をつくっていました。
そのため、彼と別れても、またすぐによりを戻してしまうということを繰り返していたのです。
 
そもそもどうしてこんなに傷つけ合いながら、惹きあうのか?
何が自分をそうさせているのかを解決しなければ、この恋愛パターンから卒業できません。
 
このクライアント様(Nさん)から、彼との悩みをお聞きした後、こんな質問をしました。
 
そんな彼の姿は、あなたのお父さんかお母さん、どちらかに似ていない?
 
すると、「お父さんそっくりです」という答えが返ってきました。
そこから、幼少期のお話をとつとつとお話しくださいました。
 

私が小さい頃、母は本当にきれいで優しくて、まるで太陽のような人だったんです。
そんなお母さんのことが大好きでした。
 
でもお父さんは、浮気癖が直らず、いつもフラフラしていて仕事もすぐに辞めてくる。
お母さんが一家を支えないといけなかった。
 
あんなにキラキラしていたお母さんが、見る見る精彩を欠いていきました。
以前のようなお母さんじゃない。
 
「お父さん、お母さんを返してっ!」
お父さんさえもっとしっかりしていたら、こんなことにはなってなかった!
あんたのせいだ!お母さんを返せ!!!

 
Nさんの目から涙がとめどなくあふれていました。
父親とそっくりで浮気っぽい彼を引き寄せた原因はここにありました。
Nさんがあの頃のお母さんを取り戻すために、お母さんの人生を無意識に引き受けてしまったから。
あの頃のお母さんができなかったことを、Nさん自身の恋愛で成し遂げようとしてきたのです。
ここでNさんは、気づきました。
 

あの頃・・・
母が離婚すればもっとラクになれるのに。
なんで離婚しないの?
 
なんで自分が幸せになることをを選ばないのよ!
ってずっと思ってたから、私が離婚したのかもしれないですね。
 
母が成し遂げられなかったことを、
私が替わってやろうとしていたのかもしれない。
 
ああ、湯川さん、私、自分の人生ではなく、母の人生を生きていたんですね。
私、彼と共依存でしたけど、本当の共依存は、母とだったんだ・・・。
 
私、ここまで本当によく頑張りましたよね。
もう、母の人生を引き受けなくて、いいですよね。
 
私めちゃめちゃ納得しました。
このことに気づけただけで、スッキリしました!

 
Nさんは、父親がダメンズだったからこそ、そんな男性のことがキライでした。
そんな男性に対して、母に代わって矯正しなければ!と思ってしまったんですね。
たまたま母親を苦しめていたのが、そういうお父さんだったから。
 
私たちが浮気の良し悪しを口にするとき、幼少期の経験などで培われた、
極めて主観的な「意味づけ」でジャッジしているに過ぎないのです。
 

あとは乗り越える勇気を持つだけ

 
幼いころのNさんは、お母さんを助けたくて、守りたくて仕方なかったんです。
あのキレイでキラキラした優しい太陽のようなお母さんに戻って欲しかった。
 
ただ、それだけだったのです。
 
それを自分の責任として引き受けてしまったために、こじらせたのです。
太陽のようなお母さんから、おばあさんのような母になってしまったのは、母と父の問題。
もっと言えば母親の問題です。
 
母親が取るべき責任を、Nさんは無意識に引き受けてしまっていたのです。
それをしている限り、母親は自分の人生の責任を取れなくなってしまう。
 
そしてNさんは父親とそっくりな人を引き寄せては、 母ができなかったことをリベンジしようとしてきたのです。
自分のため、というより、もしろお母さんの為、だったんですね。
 
ここまで話してきて、Nさんは
 

あぁ、私、手放すのは彼との関係かもと思っていたけど、
本当は母親の人生に責任を取ることを手放すことと、
浮気は「諸悪の根源」という思い込みを手放す、ということだったんですね・・・。
そうか。
親を乗り越えるってことが、何より大事なんですね。
 

 
そう、その通り。
これまでもNさんはいろんな思い込みを手放してきたのですが、ここでさらに深いレベルの思い込みに気づいたのです。
気づきは、まさに玉ねぎの皮のようになっていて、上から徐々にめくっていくとどんどん次の気づきに繋がっていくのです。


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