パートナーシップ心理学アカデミー代表 湯川央恵です。

ロシアがウクライナに侵攻してしばらく経ちます。
テレビでは連日その様子が取り上げられていますね。民間人も犠牲になって本当に痛ましい…。

賛否が分かれる内容だとは思いますが、今日はあえて、

ロシアウクライナ問題ダメンズにハマる人の構造ついて、
切り込んでいきたいと思います。

読み終わった時に、世界で起こっていることと、
自分の身の回りの関係を改めて俯瞰し、気づける機会になると嬉しいです。

ロシア・ウクライナ問題とダメンズにハマる共依存の心理構造

さて、ロシアウクライナ問題と、ダメンズにハマる女性の心理構造の何が関係しているのか?

一見すると全く関係のない話って思いますよね?
ところが共通していることがあるんです。

すでにご存じかと思いますが、
改めてロシア、ウクライナ、ヨーロッパ諸国との関係性をお伝えしておきますね。

1、ロシアの恐怖心

周辺国が次々とNATOへ。
ついにウクライナまでもがNATOに加盟してしまうと、首都モスクワの至近距離で核配備の恐れ。
プーチン「てめえ!裏切るつもりか!!」と大暴れ。

2、ウクライナ

ロシアから侵攻を受け、大きな被害を受けている。
それに対して、ヨーロッパは何も手助けしてくれない。理由は下記。

3、ヨーロッパのロシア依存

ヨーロッパはロシアにエネルギー資源を全面的に依存。
電力供給できないと、冬のヨーロッパはそれこそ地獄。そのためロシアに強く出ることができないでいる。

この3つの関係性ですね。

これが、まさにダメンズに苦しむ共依存カップルや家族と同じ構造なのです!!

もうちょっとわかりやすく説明しましょうね。

共依存とは?

そもそも共依存とは何でしょうか?

共依存とは、自分と特定の相手がお互い「過度に」依存し合い、その関係性に囚われている状態のことを指します。

親が子供の世話を過剰に行い、自立を妨げてしまったり、
妻が夫に尽くしすぎて、夫が働かなくなったり。

これがロシア・ウクライナ問題に照らし合わせると、どうなるのか?

共依存ー国と国、男と女、親と子

ロシアが暴力を振るうDV夫。
ウクライナはその子供。
ヨーロッパが妻としましょう。
(ウクライナは実際、子供のような存在ではありませんが、ここではわかりやすくするために、このような例えにしています)

家庭に例えると、今ウクライナで起こっていることはこういうこと。

夫(ロシア)が子供(ウクライナ)にひどい暴力を奮っているのに、妻(ヨーロッパ諸国)が具体的に助けようとしない。

こんな夫はさっさと捨てて、子供を連れて逃げればいいのに、
妻は経済的にどっぷり夫に依存しているため、表立って夫の暴力に対して、何も言えず子供を守ることができない。

こういう関係性と同じなんですねー。

つまり、ロシアとヨーロッパが共依存関係にあるわけです。

この戦争はロシア対ウクライナではなく、ロシア対ヨーロッパ(NATO)ということ。

ヨーロッパはウクライナを積極的に助けることなく、武力で介入することなく、ロシアに強く制裁するわけでもない。
そんな中、ゼレンスキーは、めちゃめちゃ頑張ってるわけですよ。

かーちゃんが助けに来てくれるまで、オレ何とか頑張るから!

いやもう泣けます!!

共依存ー身近で起こっているもの

つまり今回の戦争で起こっていることは、身近な所で起こっていることと全く同じ構造であるということが、わかると思います。

こうした共依存関係は、他のところでもたくさん見られます。

例えば、、、

共依存の事例1ー浮気をする彼と何度も許す彼女


何度も彼に浮気され傷つけられる。

その度に大ケンカするのに、彼から「俺にはお前しかいないんだ」などと言われると
「やっぱり私が支えてあげなくっちゃ♡」と思って離れられない。

お互いが依存しあい、ケンカばかりしているのだけど、いないと不安で仕方ない。
ひとりでいると自分の存在意義すらも分からなくなってしまう。

どこかで「このままじゃまずい」「なんだか苦しい」と思っても、抜き差しならない状態です。

共依存の事例2ーいじめっ子といじめられる子、それを見ている子

学校や会社でのいじめも全く同じですね。

友達がいじめられていて、助けてあげたい。
でもそれをやると今度はこっちに火の粉がかかってくるから、手出しできない。

むしろ、みて見ぬふりは結果的にいじめっ子に加担していることと同じと分かっている。
けど、怖くてできない。

そのことで、いじめっ子からいじめられないというメリットを得ている。いじめっ子側も自分に味方する人が多いことで安心感を得ている。

共依存の事例3ー会社と特定の大口取引先

経営でも特定の販売先や仕入れ先に集中し、その取引先が売上の大部分を占めている場合。

その取引先の影響力が大きくなり、無理な値引きや取引に応じざるを得ない、という状態。

こういう不健全な関係が、身近な至るところにあるわけですよ。

共依存が共依存であり続ける理由ーお互いにメリットがある

共依存は、どちらも自分こそが犠牲者だと思い込んでいるけど、実はお互いに依存しあっている関係なんですよね。

自分は何の非もない犠牲者。
相手が悪いと思っているけど、実は自分も加害的な行為をしてしまっていることに気づいていない。

これが共依存関係の怖いところなのです。

共依存関係で自分にもメリットがあったことを認めることは、とても苦しいと思います。
受けている仕打ちを考えると、とてもそんなことは認められない!と思う気持ちもよくわかります。

お互い依存し合い、メリットもあっただなんて、考えたくもありませんよね。

でもね、そこを理解したクライアントさんから、次々と大きく変化していかれることも事実なのです。

共依存で得ていたメリットに気づいた先

共依存で抜き差しならない状態だった方が、精神的に自立を果たしていく。

被害者だと思っていた自分こそが、夫にどっぷり依存していたことに気づいたり、

悪い夫であればあるほど、自分が正しい人で居ることが出来たり、

相手を責める大義名分を得ていたことに気づかれていったり・・・。

そしてさまざまな思い込みを変えていくことで、離婚寸前だった方が、休みの日には一緒にお出かけしたり、カフェで一緒にお茶を飲んでくつろげる、という状態まで変化していかれたクライアントさんを大勢見て来ました。

共依存関係に終止符を打つ


結局、被害者視点で「悪いのは相手だ」と捉えている限りは、何の解決にもならないんだ、というということ。

だからこそ、自分の家庭や身の回りで、共依存的な関係になっているなら、
まずはその共依存的関係に気づくということ。

相手が悪い!自分は犠牲者だと言う視点ではなく、
お互いにメリットがあって依存しあっているんだということに気づくこと。

まずはここから始めていきましょう。

その上で、歩み寄り相手を理解する、という姿勢を持つ。
そこからじゃないと平和も何もないのですよ。

こうして世界で起こっていることと、自分の身近で起こっていることが、こんなにも鏡のようにフラクタルな相似関係になっていることがわかると思います。

共依存関係に終止符を打つ具体策

その上で少しづつ、自分の依存割合を減らしていきませんか?

夫に何もかも丸投げではなく「私はこう思うの」と自分の意見をアイメッセージで伝える努力をしていきませんか?

夫が悪い!というフィルターだけで見るのではなく、自分がその状態で得ているものが何かを明確にしてみませんか?

そしてなによりも!
こうした理不尽なことがなぜ起こってしまうのか?そのカラクリを知ろうとしてみませんか?

他人任せではなく、自分で自分の人生の舵を取っていくことは、本当の意味で自分を「自由」にしてくれるのですよ!

共依存からの解放ーひとり一人ができることで世界を変えていける!

私たちは、あのロシアとウクライナ紛争を、直接的に止められないかもしれない。

でも、世界はこのように「鏡」なわけです。

一人一人のできることで世界を変えていけるのです。

 

世界レベルでもこのような共依存関係であることを理解して、

お互いの言い分を理解し、
お互い加害者であり、被害者であり、
お互い傷つけあっていたことが分かり合えた時に、ウクライナとロシア、ヨーロッパもまた、歩み寄ることができるんじゃないかと思っています。

家庭内にこの考え方を取り入れて、諍いの多い夫婦やカップルが、
お互いに自立しあい、穏やかになっていくことが、ロシアとウクライナの和平に繋がっていくと、私は思うのです。

これこそがパートナーシップ心理学アカデミーの目指す社会と繋がっています。

まるで「国境なき医師団」のように
「セラピストやカウンセラーの要らない社会を実現する」というビジョン実現に向けて
これからも仲間と共に、この事業を誇りを持ってやっていきます!

 

湯川央恵


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