過日、クラフトビール製造のヤッホーブルーイングさんの工場見学に行ってきました。
いつもと違う切り口から今日は「大人の魅力」についてお伝えしたいと思います。
「ヤッホーブルーイング」魅力の秘密
「よなよなエール」「水曜日のネコ」「インドの青鬼」で有名なここのビールって、どれも個性的。
味もネーミングもパッケージも他とは一線を画していますよね。
そういうプロダクトやファンづくりって、どうしているんだろう?と思ったのが、今回行こうと思ったキッカケ。
魅了的な人や組織にあるもの
湯川が見たこの会社の魅力は、ズバリ「社員一同が真面目にフザけている」
これ、めっちゃ褒めてます。つまりこの会社には「ユーモア」を認める空気があるのです。
遊び心というか、ユーモアって眉間にしわを寄せていると、出て来ないんですよね。
真面目と深刻は全く違うし、深刻さの中からは、ぶっ飛んだ発想もビジョンも生まれない。
真面目はそれだけで素晴らしい資質です。ですがそこにユーモアが加味されると、途端に魅了的になりませんか?
湯川の周りの人で、魅力的な人は総じて「ユーモア」がある人。
ユーモアって余裕がないと生まれないの。
なのでいつも自分のことで必死になっている人からは出てこない。むしろ周りのことをよく見ているから、ユーモアって出てくるんだと思うのです。
ヤッホーブルーイングのスタッフさんは、すごく周りを見ておられましたし、なによりお客様をいつも見ている姿勢を感じましたね。
「自分にはユーモアがない」という方は、自分のことしか考えていないんじゃないですか?ということを問うてみるといいと思いますよ。
それとこの会社名「ヤッホーブルーイング」という名前も面白くないですか?
この謂れを聞きましたところ、こんな答えが帰って来ましたよ。
「ヤッホー」って山のこだまのこと。この長野の山の中で「ヤッホー!ねえねえ!美味しいビールが出来たよー」という意味でこういう名前になったんですよ、と。
うーん、やっぱりふざけてる(笑)
ヤッホーブルーイングのコアなファン
私が行った時、この工場見学にもう6回来てるんです、というコアなファンが何人もいらっしゃいました。
見ていると工場を案内してくれるスタッフさんと、そのファンはお客様と会社との関係というよりも、大切な友達、という感じだったんですよね。
後でスタッフさんに、この会社のファン戦略はなんですか?と聞くと、こんな風に答えておられました。
フラットな組織とファンとの距離感
「直接原因ではないですが、社長はじめ社員全員がお互いニックネームで呼び合うフラットな組織にあるかも」
と。社長のこともニックネームで呼んじゃうってスゴいですよね。
ちなみに社長のこと、何て呼ぶんですか?と聞くと「テンチョー」とのこと。
社長のことをテンチョーって、しかも平社員がそう呼べるカルチャーってスゴいですよ。
だからこそ面白いものが作れるし、インパクトのあるプロダクトを投げ込めるんだと思いました。社長と社員との距離感と、会社とお客様の距離感が同じなんですね。近いのです!
工場見学の最後はおまちかねの「試飲タイム」
5種類飲めるのですが、どれも作り立てで最高!最後はワタシ、相当酔ってしまいました…。
ということで
ヤッホーブルーイング大人の醸造所見学ツアー。
ビール好きはもちろんのこと、そうじゃない人も是非行って欲しい!
そしてここで「魅力のある人」や「コアファンづくり」についてぜひ学んで来て欲しい。
学んだことがあれば、湯川まで教えてくださいね!!