こんにちは。パートナーシップ心理学アカデミー 代表の湯川央恵です。
今日は「春分」ですね。
宇宙元旦とも呼ばれる、大きなエネルギーの切り替わりの日。
「ここから光の時間が長くなっていく、始まりの日」です。
実は、天文学的に見ると、今日の時点で既に「昼の長さ」の方が
夜よりも14〜18分ほど長くなっているのだそうです。
「目に見える変化が起きる前から、実はもう、光は満ち始めている」
これって、私たちの「変化」のプロセスと全く同じだと思いませんか?
外側からは静止しているように見えて
内側では凄まじい変革が起きている。
その象徴が、蝶の「変態」(メタモルフォーゼ)です。
■蝶が「変態」する時の、凄まじい真実
蝶になる前、さなぎの中で何が起きているか知ってますか?
実は、あの中で幼虫の体は一度ドロドロに溶けて
「液体状」になっているんですね。
これまでの組織をすべて解体し、自分という仕組みを一度リセットする。
表面的にちょっと変わるんじゃない。
徹底的に、跡形もなく自分を壊していくわけ。
この「溶解」のプロセスがあるからこそ
あの美しい羽根を持つ蝶になれるのです。
もし今、あなたが
- 周りの凄い人と比べては落ち込んでしまう
- 自分なんてとても無理じゃないか、と弱気になる
- こんなに頑張っているのに、なんで変わらないの!と投げ出したくなる
そんなふうに感じているなら。。。
それはあなたが今、 まさに最高に輝く姿に変わるための
「絶賛溶解中」である証拠。
「これまでのやり方が通用しなくなった」と感じる焦燥感は
あなたがこれまでの殻を脱ぎ捨て
新しい自分へと「成長と進化」を遂げようとしている、喜ばしいサインなのですよ。
■「節」があるから、竹は強く、高く伸びる
この「溶解」を経て、理想の自分を再構築していくプロセスは
青竹が「節」を作っていく姿にも似ています。
竹はぐんぐん伸びる時、一時的に成長を止めたような「節」を作ります。
この節を作る時は、竹にとっても、いわば「成長痛」のようなしんどい時期かもしれません。
でも、それがあるからこそ、竹はしなやかな強さを持ち
折れることなく天に向かって
真っ直ぐ、真っ直ぐに伸びていくことができる。

私たちも同じだと思うんです。
何度も何度も「変態」を繰り返し、人生に「節」を作っていく。
その時はしんどいし、辛い。自分なんてダメだ、と何もかも投げ出したくなる。
それでも踏ん張る度、
私たちは以前の自分からは想像もできないほど
強く、美しい存在へとアップデートされていくのだと思うんですよ。
■「悩み解決」を超えて、次元が変わる
パートナーシップ心理学アカデミー(PPA)の受講生さんが、よく口にされる言葉があります。
かつて悩みだと思っていたことが、解決したというより、 そもそも『なんであんなことで悩んでいたんだろう?』と 不思議に思うくらい、自分が変わることができた。
これは、単に問題を解決したのではなく
受講生さん自身の 次元(ステージ)が変わったということ。
次元が変わると、世界の見え方は180度逆転します。
これまで「自分を苦しめる壁」だと思っていた相手の言動が、
実は自分を支え、
育んでくれていた「大きな器」だったことに。
その事実にようやく辿り着いたとき、 魂の底から、確かな確信と共に
絞り出すような言葉が溢れます。
「私は、こんなにも、ずっと愛され、守られ続けていたんだ……」
その時、かつて抱えていた怒りは
深い感謝の涙とともに溶けていきます。
受け身で人任せだった姿勢が、
自分の人生に責任を持つ「主体的」な姿勢に変わった時。
やってもらって当たり前という傲慢な殻を脱ぎ捨て、
相手の眼差しの中にあった、深い愛を受け取った時。
もはや地面を這う幼虫ではなく、
自由に快活に空を舞う、美しい蝶になるのです。
■光は、もう始まっています
春分の今日。
まだ外側には大きな変化が見えていなくても
あなたの内側ではもう、新しいあなたへのカウントダウンが始まっています。
古い自分を手放し、ドロドロに溶けることを恐れないでください。
もし今日、モヤモヤした感情が溢れてきたら
それを紙に書き出してみてください。
そして、自分にこう声をかけてあげてください。
「いいよ。今、最高に美しく溶けている最中なんだから!」って。
その先には、あなたがまだ見たこともないような、輝かしい景色が待っています。
青竹のようにしなやかに、
蝶のように軽やかに。
この春分の光を追い風にして
「理想の自分」へと一気に飛翔していきましょう。
それではまた!
湯川央恵





