目次
結婚の決め手って何ですか?
パートナーシップ心理学アカデミー 代表 湯川央恵です。
婚活ー結婚の決め手
婚活中の方にとって「結婚の決め手」って、とても大事ですよね。
例えば年収や、仕事に打ち込む姿勢とか、一緒にいるだけでホッとする安心がある、とか。
婚活ー可もなく不可もなし 結婚の決め手にかける男性
クライアントのTさんは、今お付き合いしている方に
その「決め手」がなくて困っておられました。
お相手の方は、可もなく不可もなく。
一緒に居ても超楽しいとか、盛り上がるわけでもない。
さりとて、何か嫌な所や問題があるわけでもなく、何か強く惹かれるものも無い・・・。
このような男性と一生過ごして、私は本当に幸せになれるのか?
自分を大事にするなら、こういう楽しくない人はパスしたほうがいいのか?
いやいや、こういう人こそ必要なのではないか?
こんな風にTさんは、あれこれ迷ってしまっていたんですね。
婚活ーなぜ決め手に欠けると感じるのか
Tさんの彼はサラリーマン。
これまでTさんがお付き合いされた方は、経営者やフリーランス、そして外国人の方で、
どなたも活動的で積極的な方が多かったようなのです。
それでTさんとは、会話も弾んでいたんですねー。
ここでTさんがポロリとこんな言葉をおっしゃいました。
なんだか今の彼には、私ばかりが連絡しているようで・・・。
この言葉を聞いて、湯川、ピンと一つの仮説が浮かびました。
それはTさんの「受け身」的姿勢。
婚活の足を引っ張る「受け身思考」のパターン
つまりこれまでは、Tさんが何もしなくても、引っ張ってくれたり、楽しませてくれたり
刺激を与えてくれていた彼だったのではないか?ということ。
それが当たり前の環境だと、自分から動くということは考えもしません。
むしろ自分から動くと
「なぜ私がこんなことをしないといけない訳?」と思うわけです。
それをTさんに伝えると、しばらく固まったあと、
大きく目を見開いて「そうです!」と。
特に前の彼は外国人。
向こうからのアクションや反応も多くあったんですね。
さらに、何かと問題も色々あった彼でしたので、
ある意味「与えられる刺激」には事欠かなかったって訳。
相手が外国の方に関わらず、小さい頃からチヤホヤされてきた方は
「受け身」が当たり前になっているんですね。
婚活のネックー受け身思考になってない?
さらに美人さんだった場合、大人になってもまだチヤホヤされるわけです。
自分から進んで相手に働きかける、という機会が圧倒的に少なくなる!
基本「楽しみは与えてもらえるもの」という思い込みを
ナチュラルに持っていますので、自分から動くなんて違和感ありまくりなのです。
「ザ・お姫様体質」と言えばいいでしょうか?笑。
いつもお膳立てしてもらって当たり前。
楽しませてもらって当たり前。
こうして大人になるまで、いや、大人になってなお、ガツンと頭を打つまで気づけないんですね。
受け身思考はダメンズを引き寄せる
Tさんの場合、このように受け身体質であったが故に、
結婚相手としては、おそらく申し分のない真面目な今の彼が「パッとしない人」に見えた訳なのです。
正直、こういう方は多いと思いますよ。
そしてこのような方は、実は、ダメンズにハマりやすいのです。
受け身思考がダメンズにハマる理由
理由はシンプル!
ダメンズの場合、いつも問題が起きているので、ある意味刺激的。
こちらが受け身であっても、次から次へと問題が起きるので、刺激に事欠かない!
二人の関係は非常にダイナミックな関係と言えます。
脳的には、それを「楽しい」と認知するんですね。
ほんとは振り回されて大変であっても、です。
なのでダメンズと別れた人が
「なんだか物足りないような気がする」というのは、そういう理由からなんですねー。
いやー「受け身思考」
まじ怖いっすよ笑
まとめ
ということで今回のTさん場合は、チャイルドの受け身思考を修正することと
現実的に自分から動くことをやっていく必要があるわけです。
Tさんにはバッチリお伝えしたので、これからの変化が楽しみです!!
湯川央恵
Tさんからの感想はこちらから!