自分の気持ちを誤魔化さない
きゅっと締まった足首、ウエストに
すっと伸びた背筋。
見ていても気持ちがいいですよね~!
はつらつとしている感じが伝わってきます。
でも反対にぶよぶよのウエストに、たるんだ下腹
まあるい背中。
どうでしょう?
そこには先ほど感じた「はつらつさ」が全然感じないですよね。
「人は見た目じゃないから」
まま、そういう意見もありますが
自分がどうなりたいのか?をちゃんと誤魔化さずに認めた方がいいです。
本当は「アタシ綺麗になりたいの!」という思いがあるなら
「人は見た目じゃない」なんてことを言わない!
美しく痩せるには1点目
まずは、ハッキリくっきり自分の気持ちを認めましょう。
「私は綺麗になりたい!」
そう言葉に出してみてください。
その上で「じゃあ、なんでキレイにならないのか?」ということ。
緊張感は悪いものだと思ってないか?
先ほどのきゅっと締まった足首、くびれたウエスト、すっと伸びた背中・・・
これらに共通しているのが「緊張感」なのです。
美しく痩せる2点目は
緊張感から逃げていないか!
この「緊張感」を悪いものだと思っていると
それが見事に自分のカラダに出ます!
例えば「ストレスをなるべくかからないようにしている」というのは、一見良さげでしょ。
でもねそれは「緊張感は悪」と思っている証拠なんですね。
人はストレスがある程度かかる状況のほうが、パフォーマンスが発揮できるのです。
あなたの中の「ストレス」の定義は何?
「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」/ケリー・マクゴニガル著によると
「ストレスは役に立つ」
この本では「ストレスは役に立つ」とここまで喝破されているんですね。
これまでの常識とは真逆ですね。
マスコミの影響で
私たちがいつの間にか「ストレスは避けなければいけないこと」と
思い込んでしまっただけなんですね。
著書の方には、実際に実験結果がありました。
2つのグループにストレスを与えます。
一方のグループにはその後、「ストレスは体に悪い」ということを説明するビデオを見せ、
もう一方のグループには「ストレスには良い効果がある」というビデオを見せた結果、どうなったか?
「ストレスは体に悪い」というビデオを見たグループに比べて、
「良い効果がある」のビデオを見たグループに、
DHEAというストレスホルモンが出ていたんですね。
名前はストレスホルモンですが、
実はこれ、脳や体の成長を促すホルモンなんです。
つまりこれ「美しさにも影響するホルモン」だってこと!!
なので、ある程度のストレス、つまり緊張感は
美しさを創っていく上でも「必要なもの」なんですね。
それを悪いものだと排除していれば、
いつまで経っても美しくなれないのです。
ちなみにこのDHEAは
「成長指数」とも言われているそうで、
これが高い人は、さまざまな虐待や過酷な経験からも
回復する傾向が強く見られるようなのです。
緊張感を排除する思考って?
もっと言うと、緊張感を排除するような思考どんな思考だと思いますか?
そう、「ゆるゆるの思考」だということ!
緊張感を排除するのですから、
ボディラインはゆるゆるになってしまいますね。
ゆるゆるの頬、
ゆるゆるのお腹まわり、
ゆるゆるのお尻・・・。
いや~、マズいでしょ!
きゅっと締まった足首、腰、小顔になりたいと思うならば、
ストレスを避けよう、減らそうとするメンタリティではなく、
ストレスをそのまま受け止めることなのです。
ストレスが悪いもの、という思い込みを取っ払い、
良いものなのだと上書き保存しましょう。
具体的には、
ストレスやちょっとでも辛そうなことを避けるのではなく、
それにガッツリ取り組んでみること!
いつまででも逃げていてはいけません!!
ストレスを何かで紛らわそうとか、
依存しようとか、
変えるための努力をしない怠慢な思考から、
ストレスを感じる出来事が起こったことを、事実として受け止めること。
それに対する対応策を具体的に考え、行動に移すこと。
そして何よりも、
すべての出来事は、自分を成長させるための機会
と捉えること。
どんなことも、私達が気付くべきことに気付くチャンスで、
さらに魂の進化を促してくれるものなのですからね。
湯川央恵