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こんにちは、パートナーシップ心理学アカデミー代表の湯川央恵です。
この記事では、浮気に悩むあなたに寄り添い、浮気がやめられない理由とその対策について解説します。
これまで3000人以上の相談を受けてきた経験から、浮気の心理的な背景と実践的な対策を具体的にお伝えします。
浮気を繰り返すパートナーとの関係に悩んでいる方も、ぜひ最後までお読みください。
浮気がやめられない心理的理由とは?
浮気を繰り返す人には、いくつかの共通する心理的な要因があります。浮気は単なる「欲望」ではなく、深い心理的な背景があることが多いです。以下に、その主な理由を解説します。
自信の欠如と自己肯定感の低さ
多くの浮気をする人は、自己肯定感が低い場合が少なくありません。
浮気を通して、一時的に「他者から愛されている」と感じることで、自信のなさを補おうとしています。
しかし、これは根本的な解決にはならず、結果的に浮気が繰り返される原因となります。
実際の例:Kさんのケース
Kさんは、幼少期に「ダメな子」と母親から見られていたことが自分の中で大きなトラウマになっていました。
ヘルニアの手術を受けた際、母親に守られていると感じる一方で、「自分は弱くてダメな存在だ」という感覚を抱き、その影響が大人になった今でも残っていたんですね。
この自己認識が、Kさんにとって「自信のなさ」の根本原因となり、他者からの承認を常に必要とする状況となっていました。
妻との関係がうまくいかない中で、Kさんは浮気相手からの「褒められる」「男性として認められる」という感覚に依存し、その一時的な承認に頼ることで自己肯定感を保とうとしてしまっていたんですね。
しかし、この一時的な満足感は当然長続きせず、再び浮気を繰り返す悪循環に。
退屈や日常からの逃避
長く続く関係では、日常のマンネリや刺激の欠如が、浮気に走る動機になることがあります。
「今の関係に不満はないけど、もっと刺激が欲しい」といった心理です。
これは浮気する人にとって、日常の退屈さから逃れるための手段として浮気が選ばれている可能性があります。
恐怖心と依存心
浮気を繰り返す人の中には、「失うことへの恐怖」を抱いているケースもあります。
浮気相手に依存し、感情的な安定を求める一方で、家庭やパートナーを失うことが怖いため、浮気をやめられない状況が続くのです。
浮気に潜む「鏡」の法則
浮気そのものではなく、「なぜ浮気をしているのか?」という意図に目を向けることが、パートナーシップ心理学アカデミー(PPA)の視点からは非常に重要です。
浮気という行動自体に注目するよりも、実はパートナーが抱える隠れた意図にこそ、あなた自身の内側を映し出す「鏡」があります。
浮気をした人とされた人の鏡とは
浮気をされたとき、「相手が浮気をしたから悪い」と考えるだけではなく、「自分自身にもその人と同じ意図がどこかにないか?」を振り返ってみて欲しい。
例えば、浮気をする人の背後にある意図が「ちやほやされたい」とか「責任は負いたくなくて、美味しいところだけ楽しみたい」というものであったとします。
そして自分もそのような気持ちを持っていないか?ということが「鏡の法則」で見るべきポイントです。
たとえ自分は浮気をしていなくても、「もっと注目されたい」「責任を取りたくないけど楽しい部分だけ欲しい」といった気持ちが心の中に少しでもあると、それが相手に反映され、浮気という形で現れることがあります。
つまり、「浮気をされた」という現象をきっかけに、自分の中にも同じような思いが隠れていないかを振り返ることが重要なんですね。そこがまさに「鏡」になっている部分なのです。
もちろん、浮気をされた側がつらいのは当然です。傷つき、怒りを感じるのは自然な反応です。
でも、ただ相手を責めるだけでは、あなたの人生は何も変わらないし、可哀想な被害者のまま。
だからこそ、そこで終わらせず、自分自身の心の中を見直すことで、新しい一歩を踏み出して欲しいと我々は願っています。
「鏡の法則」は、相手の行動から自分の反省材料にし、自分の内面に潜む意図や態度を改善するチャンスを提供してくれるものです。
こうして自分の態度や意図を変えることができれば、次の関係や未来の人間関係がもっと良いものになる可能性が高まります。
浮気という痛みを乗り越え、自分自身の成長に繋げることで、より幸せなパートナーシップを築いていきましょう。
浮気をされた妻側Kさんと奥さんの関係における「鏡」の法則
Kさんは妻から「私の気持ちのケアをするのは夫であるあなたの役割だ」「私をもっと心地よくさせて」という要求を強くされていたんですね。
Kさんは、そんな妻に対して「なんでお前の心のケアが俺の役割なんだよ!それくらい自分でやれよ!」と感じ、イライラしていました。
この対立は、単なる夫婦間の役割分担の問題ではなく、Kさんが過去に母親に対して抱いていた感情や、浮気相手に期待していたことと深く関係していたんですね。
Kさんの「鏡」の解釈
Kさんは幼少期、母親に対して「自分をもっと世話して欲しい」「自分のためにもっと気を使って」「もっと気持ちに寄り添って」という無意識の期待を抱えていました。
そして、その思いが今、妻に対する不満として表面化しています。妻が「私のケアをするのはあなたの役割」と強く主張する姿は、実はKさん自身が母親に対して求めていたものと同じだということがわかりますでしょうか?
つまり、Kさんは自分が母親から満たしてもらえていない、大事にされていない、という怒りがある限り、それを妻に求め、妻から得られなければ、他の女性に求めている、ということになっていたわけです。
Kさんにお伝えしたことは以下の2つ
1、お母さんはKさんが望むような愛情ではなかったかもしれないけど、でも確かに愛してくれていた
2、自分を満たすのは自分なんだ、ということを全く分かっておらず、「自分を満たすのは相手だ」と思っていたこと。
この2点を潜在意識が理解できるように、お伝えしていきました。
このように、パートナーの行動や態度は、実は自分自身の内面を映し出す「鏡」として機能しています。
浮気をやめさせるための実践的な対策
浮気をやめさせるためには、単にパートナーを責めるのではなく、適切な対応を取ることが求められます。以下に、具体的な方法を紹介します。
1. パートナーとのコミュニケーションを見直す
浮気が発覚したとき、感情的になって相手を責めがちですが、まずは冷静に「二人の関係の現状」を振り返ることが重要です。お互いの気持ちを正直に話し合う場を設けましょう。
具体例: 「最近、私たちの時間が減っていると感じる。なぜこうなったのか、一緒に考えたい。」
2. パートナーの浮気の「意図」にアプローチする
浮気の背後にある心理的な問題を理解することが大切です。
パートナーが浮気を繰り返す理由には、自己肯定感の欠如や、自分に自信がないために他者の承認を必要とする心理が隠れていることが多いです。
このような場合、浮気を責めるだけではなく、「なぜパートナーが浮気に依存してしまうのか」という根本原因を理解し、それに対処することが重要です。
具体的には、パートナーと浮気の背後にある心理を一緒に考え、コミュニケーションを深めることが大切です。
具体例: 「もし、浮気の原因が自信のなさから来ているなら、その自信をどう取り戻せるか一緒に考えたい。」
3. 自分の価値を再確認する
浮気される側はしばしば自分を責めてしまいますが、浮気は相手の問題であり、あなたの価値を否定するものではありません。自己肯定感を失わないためには、自分の価値を再確認することが重要です。「浮気される自分が悪い」と思うのではなく、「私は価値のある人間だ」と自分を認めることが、浮気問題に対処する第一歩です。
4. 自分と向き合い、行動を変える
「鏡の法則」に基づいて、自分の内面を振り返り、自分の行動や思考が相手にどう影響を与えているかを理解します。例えば、浮気されている側も、過度にパートナーに依存している部分や、「もっと注目されたい」「相手に責任を取ってもらいたい」という気持ちがないかを見つめ直します。そして、その気持ちを修正し、より健全な形でパートナーと向き合うように行動を変えていくことが求められます。
浮気を繰り返すパートナーへの対処法
浮気を繰り返すパートナーに対しては、以下のような具体的な対策が有効です。
1. 境界線を設定する
浮気を許し続けることは、必ずしも健全な選択ではありません。浮気を許すことで相手がそれを「許される行為」として捉えてしまう危険性があります。
そこで、パートナーに対して明確な境界線を引き、「これ以上は許容できない」というラインを伝えることが重要です。
具体例: 「浮気が続くなら、私はこの関係を続けることはできません。」
2. 第三者のサポートを求める
浮気問題は個人間の問題だけで解決できないことが多く、専門家のサポートが必要になることがあります。
カウンセリングやセラピストに頼ることで、パートナーとの関係を冷静に見直し、適切なサポートを得ることができます。
プロのカウンセリングを利用して、浮気問題の根本にアプローチし、夫婦関係の修復に努めることが効果的です。
よくある質問(FAQ)
浮気を繰り返すパートナーの心理はどうなっているのか?
なぜか付き合う人、付き合う人いつも浮気をする人や、一人のパートナーであってもその人が何度も浮気を繰り返す、と言う場合は、自己肯定感の低さや退屈さ、恐怖心などが関わっています。
単なる肉体的な欲望ではなく、心理的な逃避や自己承認の一環である場合が考えられます。浮気をする人であってもされる人であっても、自分の内面に解決のヒントがあります。
浮気をやめさせるにはどうすればいいですか?
浮気を無理やりやめさせたとしても、やる人はやるので意味がない。もし自分に思い当たる部分があって夫が浮気をしたのであれば(いつも夫にひどい言葉を浴びせている、わがまま放題、夫がいかに自分の気持ちを分かってくれないかなどを責め続けている等)があるなら誠実に謝り、二度としないと心に決めることです。
一方、自分に非がない場合は、自分の中に「チヤホヤされたい」「責任は取らず美味しいところどりだけしたい」こんな意識がないかをチェックすること。自分自身の姿が相手に投影されているとみて自分を改める。
どちらにしてもそれで浮気が止まるかどうかは保証はできませんが、少なくとも自分を変えることが、これからの自分の人生にプラスになるはずなので、やっておかれる方が良いでしょう。
浮気された側はどう対応すれば良いですか?
これも上記と同じです。浮気をされて別れるにしても修復するにしても、浮気する人と自分はどこが鏡なのかを突き止め、自分自身の内面を変えていくこと。
それはこれからのご自分の人生にプラスになることですので、ぜひやっておかれてください。
浮気をした相手との関係を修復できるのですか?
はい、可能です。
一般的には浮気した相手が変わらないと関係修復ができないと思われますが、そうではなく浮気の背後にある自分の問題を明確にし、その解決に向けて改善努力することで修復への道が開かれます。
また、第三者のサポートを受けることで、関係修復がスムーズに進むこともあります。
自分も浮気に関与しているのですか?(鏡の法則とは何ですか?)
「鏡の法則」とは、相手の行動が自分の内面を反映しているという考え方です。
パートナーの浮気が「ちやほやされたい」という欲求から来るなら、あなた自身も「もっと注目されたい」という同じ欲求を持っているかもしれません。自分の内面を振り返り、解決に向けて自己成長を促すことが大切です。
浮気問題をに悩まされないためには何が必要ですか?
常に「誰かに幸せにしてもらおう」と思っていないか?この思考が自分にないかをチェックする必要があります。
「もっと分かってよ」「私のことを大事にしてよ!」「受け入れてよ!」「察してよ」こんなふうに常に「自分を満たすのは相手だ」と思っている人は、相手にとっては「奪われている」ような気になります。
そうなると他に安らぎを求めてしまうようなことが起こってしまいがち。自分を満たすのは自分なんだ、ということをまずは理解しておくことです。
浮気問題を乗り越えるために
浮気問題は非常に感情的な問題ですが、問題を乗り越え、関係を修復するためには、まず自分の内面を見つめ直し、健全なコミュニケーションを再構築することが必要です。
そのためには「自分は相手から与えられていない」「私は与えられるべき存在なのにそれをしない相手が悪い」
そう思っている間は、浮気問題に関わらずパートナー問題は常に起こり続けるでしょう。
人から奪う思考、もらって当然、与えてもらって当たり前
そうやって不満をぶつけていてはそりゃ相手からは逃げられてしまいますからね。なので自分を満たすのは自分自身なのだと理解すること。
とはいえ、自分を満たすのは美味しいものを食べたりエステに行ったり、良いシャンプーやトリートメントを使うことじゃないですよ。
そうじゃなくて自分の気持ちを誰よりも自分が理解すること。
今の例で言えば「自分は夫から与えられて当たり前だと思っていたんだね、与えてもらって当たり前だと思っていたんだね。」それをまずは理解することです。
そこに何も付け足しません。そのままを自分が理解すること。
その上でそれが与えられずに悲しかったなら、悲しい気持ちに共感してあげるってことです。
そして本当はどうなりたかったのか?ここでは夫からまたもらうこと、ではなく自分が幸せになるために自分に与えてあげたいことです。
たとえばずっとやりたかったことがあったのに忙しくてずっと先延ばしにしていたことがあればそれをやってあげましょう。ずっと語学を学びたかったなら、それをやりましょう。
そうやって自分が本来やりたかったことを理解して与えてあげることです。それが本当に自分を満たしてあげることです。
自分自身の成長を大切にしながら、浮気の問題を乗り越えて、幸せなパートナーシップを築いていきましょう。





