夫の浮気・不倫が発覚!

パートナーシップ心理学アカデミー 代表 湯川央恵です。

今日は相談メールから。

夫の浮気が発覚。
身も心もズタズタになり別居。弁護士に相談し、相手女性に対し裁判を起こして慰謝料を支払わせた。

それだけじゃ済まない!不貞夫には当然、毎月の婚姻費用も支払って貰うのは当然。
「あんなヒドいことをした夫や女を、許すわけにはいかない!」

そう思い裁判に勝ち、相手女性からも夫からもお金を支払ってもらったのに、何だかモヤモヤしたまま。


一体なぜ?

どうしたらいいのでしょう。

今日はこの相談があった、Sさんの事例をお伝えして行こうと思います。

 

 

 

 

夫の浮気・不倫が発覚した時の周りの反応

夫の不貞を友達や周りの人に聞くと、皆さん一様にこのように言われたそうなのです。

「相手女性と夫の二人から慰謝料もらいなさいよ」

「夫は当然支払わなければならない義務と責任がある」
「あなたは当然受け取る権利があるんだ」
「堂々ともらいなさい」


などと言われ、Sさんも「その通りだ!」と思う反面、受け取ってから何とも言えない気持ちになっていたそうなんですね。

通常なら「貰うものを貰っておけばいい」という発想になるのでしょうが、Sさんはもやもやしておられたんですね。

そんなところから、Sさんは湯川のマンツーマンのプログラムを受け、セッションを重ね始めました。

夫を浮気・不倫に走らせた理由

夫の不貞が発覚する随分前のある日のこと、Sさんは夫と友人が主催するXmasパーティーに参加されました。

 

 

 

 

前日まで仕事が激務だったSさんは、とても疲れており、パーティーは眠くて仕方なかったんですね。

それを見て、夫は
「どうしたの?何かイヤなことでもあったの?」と心配そうに聞いてくれていたことがあったそうです。

なのに、Sさんは「別に」と!

自分の気持ちは察してくれて当たり前だと思う

エリカ様か!とツッコミたくなりますが、当時のSさんは、それを何とも思っていなかったんですね。
一言

「今日は疲れていてそれで眠くなったの」
と言えばいいのに、それすらも言わない。

思ったことを伝えるという努力をしない

Sさんの場合、それを駆け引きで使っているのではなく、本当に言葉にする、という意識が完全に無かったのです。

そんなことをいちいち言葉にするのはどうか?と思っていたそうなのですが、言わないとそもそも伝わりません。

伝える努力をしていないわけです。

自分のことしか見えていない

それに「別に」と言われた相手の気持ちに、とんでもなく無頓着。

これまでの人生で、言葉の行き違いや自分の思ったことが伝わらずに、問題が起こったことが、ほぼなかったSさん。

「別に」としれっと言って、何も思わなかったわけです。

ということは?

自分のことしか見えていない。
だから周りの人が、どれだけ気を配り続けていたのか、が全くわかっていない、ということなのです。

こうしていつも自分では何も言わず、最後の責任だけは、相手にうまく取らせていたのだということに、気づかれたわけですね。

振り返ってみれば、夫はいつも私に、腫れ物を触るようにしてくれていた。
「どうしたの?何があったの?」と困った顔をして私に聞いてくれていた。

私が何も喋らなくても、気を遣ってあれこれしてくれていたんだ…。

無責任だったのは、むしろワタシ!?

ここでSさんはようやく気づかれました。

夫こそが、ずっと向き合おうとしてくれており、むしろ無責任だったのは自分だったということに。

夫はどんな気持ちで日々を過ごしていたのだろう。

婚姻中もアタリマエのように養ってくれていた夫。心を通わせない妻に、どんな忸怩たる思いを抱えていただろう。


不貞をしたことも、今なら夫が心を通わせられない妻に対して、どうしようもない思いがあったのかもしれない・・・。

夫よ!!
これまで本当に、ごめんなさい・・・。

涙でむせびながら、Sさんはそうおっしゃいました。

別居している今も尚、毎月きちんと婚姻費用を振り込んでくれている夫。
滞る事も払いしぶりも、ただの一度も無い。毎月毎月、そんな多くない収入の中から払ってくれていた夫。


夫のことを無責任と思っていた自分。
それをどの口が「無責任」というのか!

自分だったら同じ事ができるのか!

毎月払ってくれていることも、これまでは「アタリマエでしょ!」の一言で済ませており、いかに自分が傲慢で、わがまま姫だったのかと。そんな風にSさんは思われたんですね。

こうして心の奥底で深く納得したとき、人は「変わらなくては」とか「感謝しなくては」などと思わなくても、自然にできてしまうものなのです。

でも、お腹の中まで納得していなければ、人の行動は変わりません。その場合、同じ事を繰り返しますから。

愛が無いのではなく、愛に気づいていないだけ

相手の愛に気づくと、あんなことも、こんなこともと気づきだすんですよね。

沢山の愛があったのに、それを自分が「愛」だと認識していない間は、取りこぼしだらけなのです。
もったいないですし、愛してくれていた人からすると、悲しくてとても残念だったと思います。

被害者で在ることを選択することは「不幸になることだ」ということを知る

ここでちょっと湯川の事例をお伝えしますね。

私が夫と別居だ離婚だと大騒ぎしているときの話です。
友人や周りからは「そんな人とは早く離婚したほうがいいんじゃない」と言われ、DV専門弁護士からは「証拠第一なのでDVされている現場を録音するなり、写真に撮って残しておいて下さい」と言われておりました。

慰謝料請求する時に、少しでも役立つように、ということだったのですが、その証拠を集めている時って、本当にしんどかった。

なぜならば、集まるまで自分は「被害者」で在り続けなければならないから。

より効果的な証拠音声を録音しようと思えば、自分がいかに虐げられているか、いかに相手が悪い存在なのかを、分かるようなものにしたほうが裁判で有利な運びになるから。

心のケリをつけて、さっさと未来に向けて前向きになりたいのに、そうなってしまうと、証拠が集められないから。

鬱っぽくなったり、手あげられ外傷を負うと、診断書が出る。これまた慰謝料に加点ポイントになるから。

 

 

 

 

ホントは幸せになりたいハズなのに、こうやって自分から不幸にハマっていくわけです。

ちょっとでも多く相手から慰謝料を、なんて思うから、逆にそこからぬけ出せなくなる。
何をやってるんだ!?てなワケです。

なので、もし今、幸せになりたいはずなのに、行動としては真逆のことをしているかも?と思われた方は、ちょっと立ち止まって考えてみて下さい。
あなたはどうなりたいのですか?

その行動はそれが叶う方向になっていますか?

「しあわせになる」と決めること

最後にSさん曰く、

もう夫を責めるのを止めます。責めることを正当化するためには、自分が幸せになるワケにはいかなかったのです。もう、それはやめます。
ワタシ、幸せになる事を、決めます!

そうなのです。
夫も自分もがんじがらめにして、身動き取れないようにしていたのは、他ならぬ自分自身だったということ。

相手の不貞は、それは悲しい出来事だったと思います。

でもそれがあったから不幸になったわけではなく、むしろその出来事を今も尚手放さず、相手が悪いと信じ込み、被害者意識に囚われていることこそ、不幸の連鎖に繋がっていたということなのです。

夫婦ですから、必ず自分にも改めるべき点があるはずなのです。

それを相手が悪いと言い続けている限り、自分の成長もないですし、同じ事を繰り返してしまいますね。

 

 

 

 

鏡に写っている相手の顔に墨がついているなら、鏡を拭いても、鏡を替えても意味がありません。
映っている本体である自分自身の顔についた墨を取らなければ、全く意味が無いのです。

たとえ話だと分かるのに、いざ自分の事になると「相手が悪い」「問題は相手にある」などと思いがち。相手をいくら替えても、何ら問題解決には至りませんね。

まずはあなた自身が「しあわせになる!」と決めることなんですよ。
そう、決めていいんです。

というか自分がどうなりたいのかは、あなたにしか決められないことですからね。

欲しい人生を、あなたが掴み取りましょう!

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