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父親との関係性を振り返って、いい結婚・恋愛を手にいれる

      2016/11/15

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父親を見下していた場合

今回は、父親との関係性について。

まずは、
以前にいただいた感想&ご質問を紹介させていただきますね。

いつも考えさせられるメルマガありがとうございます。
DV離婚をきっかけに
こちらのメルマガを登録するようになりました。

今回の「仕事の成果がでない」のメルマガを読んで、
私の父親は私が高校生のころ会社が倒産して失業しました。
その後、いろいろと理由をつけては職につかず、
私はバイトをして学費を払い、
母親はダブルワークのバイトをし、
家族みんなで苦しい生活をしていました。

当の本人も大変だっとは今思えば解りますが、
その当時のことがまだ消化しきれていないのか、
仕事をしっかりしない男の人=ダメな父親と見てしまうところがあります。
(中略)
この男さえいなければ、みんな幸せなのに。
祖母とよく二人で愚痴っていました・・。

この悩みは実は結構多いんじゃないかと思うのです。

 

湯川の例

実は私の父も似たような感じでした。
我が家の事例を元に、お話させて頂きたいと思います。

 

私が22歳の時、父は15年経営していた会社を清算しました。
祖父が生きていた頃は、まだゆとりもあったと思いますが、
祖父が無くなってからは
坂道を転げ落ちるように、生活苦となり、
借金取りからの電話や訪問に、何度も怖い思いをしたことも確かでした。

 

父はお寺を売却する時
「倒産やない、清算や!」と言ってましたが、
代々受け継いでいたお寺を売却したワケです。

 

そこで得た約1億円で、事業を清算をしたんですね。
そのことで随分長い間、父親を下に見ていました。

 

確かに倒産ではないけど、
先祖から受け継いだものを手放して、お金に換えた。

 

そのおかげで檀家さん信者さんにも迷惑をかけ、
我が家には何の資産もなくなってしまったと。

 

経営力がない父を、完全に見下していました。

 

父の背中

でもね、倒産するまで15年間、
必死になって働いていたんですよね。

 

真冬の寒い季節、翌日から全国行脚で商品を売りに行く父は、
前日の夜に白装束?のようなものに着替え、
井戸の水を何度も何度も頭からかぶっていました。

 

父なりの気合いを入れる儀式だったのかもしれません。
売り上げあげていこう!
と必死にやってくれていたんですよね。

 

でもその時、家族の誰もが
冷たい目で父を見ていたのを覚えています。


「気合いで物が売れんのかよ」と・・・。

 

祖父が亡くなってからは特に、
会社とお寺の二足のわらじになり、
父の体力も精神もドンドン追いつめられていたような気がします。

 

そして最後の最後に選択した方法が
「お寺を売却する」ということ。

 

その時、檀家さんや信者さん達から父は
随分言われたと後で、ちらりと聞きました。

 

でもその場面を子供の私たちには一切見せなかったし、
そんなことを一切愚痴る父でもなかった。

 

全ての責任を、
父のその手で、、、、
その背中で、、、、
全て、全て、受け止めてくれたわけです

 

それを思ったとき、
私ならそんなことが出来ただろうか、

全ての責任を取る為に、
矢面に立って全部を受け止められただろうか、

愚痴も言わず家族を守り切れただろうか、
「お父ちゃんも結構大変なんや」
と笑いながら言えただろうか、

私だったら、私だったら、、、、、。

 

そう思ったとき、
父の偉大さにようやく気づいたのです。

 

父のその手で、
私は完全に守られていたのだと。

 

それに全然気がつかず、
いやそれは「アタリマエでしょ」と思い、
それ以上のことを当然のように望んでいた訳です。
自分だったら、同じ事は出来なかったと思う。

 

もし今もお寺が残っていたら、
それはそれで姉とどうすりゃいいのか
随分困ったと思います。

 

あのときは「お寺を売るなんて、何やってんだ!」と
随分バカにしていましたが、
資産をお金に換え、
その後一切借金取りから追われることもなく、
賃貸マンションでゆるゆる住むことが出来ていたのですから。

 

売却したお寺は次の持ち主によって、
さらに奇麗に修復もされ、
結果それで良かったのだと思います。

 

男性の愛について

子供の視点から親を見た時、
見えているところというのは極めて一部分なわけです。
これは自分が親になった時や上司になったとき、
子供や部下が言ってくる事で分かると思います。
とても一面的にしか見えていないなあと。


男性の愛って、わざわざ言葉にしません。

黙っていても、
愛する人を守る
家族を守る
そんな気持ちが必ずあったハズなのです。
それを「アタリマエ」だと思っていないでしょうか?

 

親の愛に気づくと、パートナーシップも仕事も全て循環し、
うまくいくことになりますからね。

 

まだまだ親やパートナーを責めたい自分がいるなら、
それを相手にぶつけるのではなく、
自分の責任で解消して行く必要があるわけです。

 

父を尊敬しているのに夫を見下してしまう

さて、、、、

一方で、このようなメールを頂きました。

湯川先生こんにちは。
いつもメルマガを拝見しています。
父親をバカにしていると夫も見下しバカにしてしまう、
というメルマガが多いのですが、
私の場合は父親の事をとても尊敬しているのに、
夫とうまくいきません。
その場合はどう考えたらいいのかご教示頂けたらと思います。

 

質問を下さったIさんは、
どちらかというと父親のことをとても尊敬されている。
なのに夫を見下し、うまくいかないということなのですが、
これもよくあるパターンなのです。

 

ここでクライアントのKさんの事例をお話させてください。

 

彼女のお父さんは、仕事もバリバリできて家族思い。
本当に理想のお父さんだったんですね。

 

反面、夫は稼ぎも悪いし、いつも不機嫌。
そんな夫とお父さんをどうしても比べてしまう。
そして心の奥底で夫をバカにしてしまう、ということでした。

 

そもそもなんでお父さんと夫を比べてしまうのか?
つまり、独身時代に親からやってもらっていたことと、
今の差を感じているってことなんです。

 

だから比べる。

 

つまりIさんの場合
「お父さんと同じようにしてよ!」
って思っているということなんですね。

 

「親は子供に与えるのがアタリマエ! そしてあなたも私に与えなさい!」
となっていたワケです。

 

ってことは、Iさんは夫婦なのに、夫に対して、
父親と同じようにしてもらうことを求めていたってことなんですよ 。
夫ではなく「親を求めていた」ってこと。

 

夫にしたら折角結婚して
「共に創り上げて行こう」と思っている人が、
全くの「子供」だったと。
夫の方こそ驚きだったハズ(笑)

 

でも本人としては悪いのは稼ぎの悪い夫になっている。

 

でもねその前に
自分が未だに子供で、
夫に親代わりを求めていたのだ、ということを
ハッキリ自覚せねばいけません。

 

共創造していく視点

これから必要なのは
「もらう」ではなく
「共に創り上げていく」という視点です。

 

それを身につけて行く努力をしていくこと。

 

それでもどうしてもまだ「欲しい」「足りない」という方の場合は
それほどまで欲しがる理由があるはず。
それを見て行く方がいいですね。

 

幸せな恋愛体質になる9つの鍵
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湯川 央恵
幼少期からの家庭環境が将来のパートナーとの関係に大きく影響するということを 自らが夫婦関係の中で体験、 解決したことを機に、学んできた潜在意識、NLP、アドラー、フラクタル心理学、認知行動療法等を融合し, <ダメンズ引寄せ心理学の専門家>として活動。 クライアントに寄り添いつつも、問題点にズバリと切り込む独自のセッションが好評。 恋愛結婚の悩みのみならず、子育て、職場などの人間関係に悩む人たちが、自分らしさを取り戻し、真の自立を目指す女性になるまでの必要なアクションをきめ細かくサポート。 全国、海外からもセッション希望の問い合わせが多数寄せられている。

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