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他人に振り回されると感じる人は、ここに注意するといいかもしれません

      2016/11/08

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自分の感情がわからない

「自分から望んだはずの離婚。
夫もサインし、後は自分がサインして印鑑を押すだけなのに、 二の足を踏んでしまう。
一体自分が何をしたいのかわからない。」
というお悩みで来られたSさん。

本当は離婚したいのか?
修復したいのか?

それすらも分からなくなってしまった、
ということなんですね。

自分の気持ちがよく分からない、と仰る方は
そう珍しい話ではありません。

目鼻立ちがハッキリした黒髪さらさら美人のSさん。
湯川の3ヶ月集中コースを申し込まれ、
今回が第一回目のセッションです。

一般的に「自分の感情が分からない」という状態になるのは、
感情そのものを抑えて来た方には
良くあることなんですね。

もっと言えば
「誰かのせいで私は感情を我慢してきた」と被害者意識を感じていることが多い。
(本人意識するしないに関わらず、です)

Sさんも
「ずっと私さえ我慢したらいい、
そう思って自分の気持ちを感じることを我慢してきた」 と感じておられたようです。

以下、Sさんと湯川のやり取りです。

湯川: 感情を抑えて来たと感じるようなエピソードってありました?

Sさん:もう大学生になってからのことですけど、
私宛の郵便小包が来たら、母は必ず勝手に開封するんですね。
それとノックもなしに部屋に入って来られるのがイヤでした。

湯川:ほー、そういう場合、Sさんはどうされてきたんですか?

Sさん:黙っていました。

湯川:何も言わない?

Sさん:ええ、言っても無駄だと思うから。

湯川:そうなんですね、でも一度も言ってないのに、 何で無駄だと思うんですか?

Oさん:何でかな?そう思い込んでるみたい。

「言っても無駄」の言葉の裏にある本当の思いとは

よく「言っても無駄だから」とか
「もう諦めている」ということを仰る方がいます。

実際のところは「諦めた」という感情に至るまで、
そもそも
「言わなくても察しろ」
「分かって当然」
という思いが前提にあったハズなのです。

それが自分にとって余りにもアタリマエなので、
その思いがある、
という事すら気づかなかったということなのです。

それが叶えられなくて「諦めた」 という順番になっているわけです。

「何度言っても否定された」
「受け入れてもらえなかった」と言う方も同じ。

そもそも
「否定せず全部受け止めてもらえるのがアタリマエ」 が前提なのです。

なので順番は
1、「言わなくても察しろ」
2、それが分かってもらえない、思いが叶わない
3、諦めた、ということ

単純に「諦めた」 という言葉だけを聞いていると気づかないことなんですね。

さて、Sさんとのセッションは
それからどのように進んでいったのでしょう。

以下、Sさんと湯川とのやり取りです。
(前段階を削除し、 いきなり核心部分からのやり取りでスイマセン)

湯川:Oさんは自分がいつも我慢して、
周りから振り回されていると感じてられたと思いますが、
実は、振り回していたのはOさんの方なんですね。
それ、わかります?

Oさん:へっ?私が?
どういうところが振り回しているってことなんでしょう?

湯川:あ、分かんないですか、
Oさんは自分の思った事を言葉にしていないですよね。
それでここまで生きて来られてどうですか?
何か特に困った事ってなかったんじゃないでしょうか?

Oさん:ええ、特に問題はありませんでした。

通常、自分の思いを言葉にしないと、とても困るわけです。
やりたい事が出来なかったり、欲しいものが手に入らない。
とても不便なわけです。
だからみんなちゃんと言語化して伝えているんですね。

ところが今の歳になるまで、
自分の気持ちを言葉にあまりしなくても、
特に問題がなかったというのはどういうことでしょう。

それは周りが散々動いてくれたから。
だからこそ、
ここまで生きて来れたってことなのです。

でないと死んでますから。

言葉にあまりしない人がここまで

大きな問題もなく来れたのであれば
周りがアレコレ考え、察して、動いてくれた。

つまり、散々周りを振り回して来た
ってことなんです。

 

目が覚めたSさん

ここでSさんは視点がぐるっと変わったんですね。

目を大きく見開き
「自分こそが周りに振り回されている被害者だと思っていたのが、 全く逆だったのか」と。

自分の思いを言葉にしないから
自分の感情が全く分からないのは、アタリマエのこと。

つまり言葉にしなくても周りが動いてくれていた

その事実に気づくことなのです。

振り回していたのは紛れも無く、この自分なのだと、
ハッキリくっきり認めることなのです。

 

これからは「言わずとも分かれよ!」ではなく、
自分の気持ちを少しづつでもいいから言語化していくこと。
その練習をして行く必要があります。

自分の気持ちを我慢するでもなく、ぶつけるでも無く
ニュートラルに言える練習をしないと
本当に欲しい物は手に入りません。
いつも不満足な人生を歩んでしまう事になりますからね。

 

初めてのセッションを受けたSさんから
翌日このような感想を頂きました。

昨日はありがとうございました!
振り回されているつもりが、振り回していたなんて…。
自分でもどこかで感じてたのかなー。
なんで今まで気づかずにきちゃったんだろう。と思いました。

夫のことはまだ許せないけど、
この状況にならなければ、私はずっと子供のままで若年性痴呆症。

遅かれ早かれ必要なことだったんでしょうね。

悔しいけど、私自身を見つめ直すきっかけになった夫には
イヤだけど感謝する気持ちが出てきました。びっくり。

夫とこうなったとき母に、
「夫と私は子供だったんだよ。」
と、言われたことを思いだしました。

その時の私は
「ホント夫は子供。弱い弱い人間。自分だけ見て欲しいんだよ。
親からの愛情が足りていたかったからだね。」

なんて言ってたけど、
「それ私じゃん!お子さまなのは私。」と、気づきました。

母も私にヒントを出していたんですね。
やっとわかることが出来て本当に良かった。

Sさん、今回はセッションの内容や感想の掲載許可を頂き
本当にありがとうございました。
これからどんどんセッションを積み重ねて行く度
自分がラクになっていきます。
楽しみにしていて下さいね。

 

 

幸せな恋愛体質になる9つの鍵
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湯川 央恵
幼少期からの家庭環境が将来のパートナーとの関係に大きく影響するということを 自らが夫婦関係の中で体験、 解決したことを機に、学んできた潜在意識、NLP、アドラー、フラクタル心理学、認知行動療法等を融合し, <ダメンズ引寄せ心理学の専門家>として活動。 クライアントに寄り添いつつも、問題点にズバリと切り込む独自のセッションが好評。 恋愛結婚の悩みのみならず、子育て、職場などの人間関係に悩む人たちが、自分らしさを取り戻し、真の自立を目指す女性になるまでの必要なアクションをきめ細かくサポート。 全国、海外からもセッション希望の問い合わせが多数寄せられている。

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