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DV夫vs不倫妻の事例に学ぶ”被害者”からの脱出法

      2016/05/10

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DV・モラハラ・ダメ男に悩まされている妻たちは、自ら被害者でありつづけることを選んでいる可能性があります。

それはいったいどういう意味なのか?具体的な事例をもとに深く掘り下げてみましょう。

 

事例:DVモラハラ夫を持つ不倫妻

夫に威圧的に責められてウンザリしている。

真剣に離婚を考えている という方の相談からご紹介しましょう。

お話を伺うと、 DVにモラハラのWパンチ。とても辛い状況でした。

ところが、しばらくお話していると、驚きの事実が出てきました。

なんと、その奥様は不倫をしていたというのです。

夫が悪い人であればあるほど、不倫に正当性が出るわけです。

「あんなひどい夫だから 他に好きな人ができても 仕方ない」

本人は不倫に罪悪感や後ろめたさは感じないと断言しておられました。

しかし、そんなはずもなく。

たったひとつの質問で 彼女が心の奥にしまっていた本音が見えたのです。

その質問とは・・・

「夫が本当にいい人になったら、どうなりますか?」

こうお尋ねしたのです。

「頭では、よかった!開放された!と思うのに、胸の辺りから、マズイ!マズイ!って そんな思いが湧いてくる」

という答えが返ってきました。

そのマズい理由をさらに深堀していきますと・・・

「夫がいい人になったら、不倫している私が悪く言われる」

出ました! そうなのです。

彼女にとって、DV夫こそが 自分の不倫を正当化できる印籠になっていたのです。

夫が悪ければ悪いほど 妻の不倫の罪悪感は薄れるわけです。

この方の場合、夫のDVやモラハラはを妻が引き出していたということになります。

ここまでのところで、問題の半分は手放す準備ができました。

あとの半分は、不倫相手に何を求めていたのか?を確認する必要があります。

優しさや大切に扱ってくれることだったのなら、自分自身が自分のことを そう扱うこと。

相手に依存して満たすのではなく、自分で自分を満たす。

この方法を3ヶ月かけて学んで行くのが、湯川のセッションです。

 

事例:露出魔の夫を持つ妻

学校の先生をしている奥さんの事例です。

彼女は、とても思いつめた様子で、なかなか話せずにいました。

重い口を開くと「実は、夫が露出魔なんです・・・」と。

全裸にコートだけを羽織り、若い女性の前でコートを広げるという、あの露出魔です。

「きゃー」という悲鳴を聞きながらその場を立ち去るわいせつ行為を何度か繰り返していたそうです。

学校の先生という仕事に就いている妻にしてみれば、子どもを守る立場にありながら、夫が子どもを脅かす存在になっているのですから、気が気じゃありません。

この時、彼女のセッションをしていて表面化してきたのは、”夫に負けたくない”” 夫をコントロールしたい”という気持ちでした。

夫が自由に振舞っているのを見ると、ついイライラしてしまう。

そんな夫に怒鳴ったりはしなかったのですが、心の中で裁いていたのです。

この方は、小さい頃、 いつもお母さんがお父さんから虐げられていて、よく泣いていたそうです。

そんな父親のことが、大嫌いだったそうです。

大きくなってからは、父親と一緒にドライブに行ったり、 お買い物にも行ってたので、そんな思いなど、もうすっかり片付いたと思っていたのです。

ところが、セッションで 徐々に自分の気持ちがハッキリわかってくると、自分がどれほど父親への思いを押し殺してきたかが明らかになりました。

彼女は、父親に対して強烈な恨み心を持っていました。

母を虐げる父を許さない!という思いを持っていました。

それを今、夫に対して 無意識に思いっきりぶつけていたということになります。

怒鳴りつけるとかではなく、 「男ならこれくらい出来てアタリマエ」 「男なのにこんなことも分からないの?」 「これくらい常識じゃない」 と夫の事をバカにして、 上から押さえつけていたのです。

頭では分かっているんですよ、 そんなことをしちゃだめって。

でも感情が許さない。

彼女いわく、露出魔の夫は、 母親がたいそう厳しい方で、 上から押さえつけられて育ったそうです。

このカップルは、お互い異なる性に対して、 強烈な恨みを持っている同士の組み合わせ。

夫は母親に対し恨みを持ち、 妻は父親に対し恨みを持っている。

それをお互い晴らしあっていた、ということなのです。

夫にとっては、女性の「きゃー」という叫び声が、女性を服従させ、屈服させた瞬間。

そして「先生」という 妻の社会的立場を脅かすようなことをして、 恨みを晴らしていますね。

「女のくせに」という言葉を言われると嫌なように、 男性もまた「男のくせに」という言葉は嫌なはずなのです。

「男だったら女を守ってアタリマエ」 「男は仕事ができて一人前」 こんな言葉をずっと投げかけられてきたわけですね。

彼女は、自分の中にある恨み心に気づき、 それらを癒して行った時、 あれほど困っていた夫の悪癖が ぴたりとやんだのです!

賢明な読者の皆様なら もうお分かりですね。

夫を変えようと努力したのではなく、 彼女は自分自身に集中した。

自分が持った親への思いや 置き去りにしてきた思いを救い上げ、自分を癒すことに集中したんですね。

その結果、気が付くと 夫がそのような振る舞いをしなくなった。

夫を叱りつけて止めさせるのでもなく、脅すでもなく、被害者的に振舞うのでもない。

そして、もう一つ彼女が実践したのは謝罪と祈り

これまで夫にたいして横柄な態度を取っていたことを、心から詫びたそうです。

セッションを受ける前は、夫に謝るなんてありえない!という状態だったんですね。

最初は心の中で詫び、 その次は、手紙で。 その次はちゃんと言葉で。

こうして、徐々に彼女と 露出魔の夫は変わっていきました。

 

まとめ

私は被害者よ!相手はこんなひどいことをする人!

こういう言葉を使っている時、自分が何の抵抗もできない被害者であると肯定しています。

まさに数年前の湯川の姿です。

夫に対して私は「ザ・被害者」であり続けてましたから(苦笑)

悪いのは相手で、自分は何も変わらなくていいのですから、こんな楽なポジションはありません。

相手に罪の意識を植え付けたり、支配したいという無意識の現われでもあります。

無力さを売り物にしても自分がみじめになるだけ。

そういうときは、自分の世話すら、自分でできていない。

まずは、無力で何も変わろうとしていない自分を認める。

そこから立ち上がるのは、自分しかいないのですから。

 

立ち上がる決意をしたとき、被害者でいた時よりも、ずっと世界は暖かで優しさに満ちていることに気づきますよー!

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湯川 央恵
幼少期からの家庭環境が将来のパートナーとの関係に大きく影響するということを 自らが夫婦関係の中で体験、 解決したことを機に、学んできた潜在意識、NLP、アドラー、フラクタル心理学、認知行動療法等を融合し, <ダメンズ引寄せ心理学の専門家>として活動。 クライアントに寄り添いつつも、問題点にズバリと切り込む独自のセッションが好評。 恋愛結婚の悩みのみならず、子育て、職場などの人間関係に悩む人たちが、自分らしさを取り戻し、真の自立を目指す女性になるまでの必要なアクションをきめ細かくサポート。 全国、海外からもセッション希望の問い合わせが多数寄せられている。

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